今後の流動化・証券化による資金調達が発行体へ及ぼす影響と投資家の新しい視点 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2010-03-11(木) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社格付投資情報センター ストラクチャードファイナンス本部副本部長チーフアナリスト 北原 一功 氏 ドイツ証券株式会社 調査本部 クレジットアナリスト/証券化商品アナリスト 清水 純一 氏 あずさ監査法人 FMG事業部 シニアマネジャー 北野 利幸 氏
【北原氏】 |
セミナー詳細 |
最近の流動化・証券化市場では、今回の金融危機を教訓に、国内外を問わず様々な方向から建てなおしが進んでいます。その甲斐あってか、一部の行き過ぎが明らかとなった商品を除いては、徐々に正常化の兆しを見せているようです。このような状況を踏まえまして、本セミナーでは、今後の流動化・証券化での資金調達並びに投融資の継続の為に必要と考えられる新しい視点について議論します。具体的には、流動化・証券化を行う発行体をはじめとする関係当事者と流動化・証券化商品との関係について、現場で携わってきた者の観点から、最近の実例などを踏まえつつ考えて行きたいと思います。 講義詳細 1.事業会社の流動化・証券化での資金調達が格付けに与える影響(北原氏) ~金融危機を踏まえ、今後の証券化・流動化による資金調達のメリット・デメリット (1)事業会社の格付けの考え方 (2)証券化・流動化での調達が事業会社格付けに与える影響 (3)証券化・流動化を行なうにあたっての事業会社の適格基準 (4)事業会社等関係者の信用力を利用した証券化・流動化 (5)日本の事業会社と証券化・流動化商品の格付推移行列とデフォルト率 2.流動化・証券化ファイナンスとコーポレートファイナンス(清水氏) ~セラーの信用悪化局面で明らかになった、流動化・証券化ファイナンスとコーポレートファイナンスとの間の微妙な関係 (1)セラーに関するストレスシナリオが実現した一部ノンバンクABS (2)証券化商品投資家にとってのコーポレート・クレジット分析の必要性(当初、モニタリング時) (3)ノンバンクのコーポレート・クレジット投資家にとって証券化ファイナンスの存在は盲点だった? (4)金融危機とノンバンク危機から学べること (5)証券化市場再生にむけての課題 3.流動化・証券化の情報開示の進展と今後投資家が備えるべき評価技術(北野氏) ~規制並びに情報開示の強化に対応した発行体の役割と投資家に必要とされる新しい視点 (1)金融危機前の流動化・証券化取引の実務的論点 (2)今後期待されるリスク管理の実務の基礎(投融資時、期中管理、時価評価) (3)流動化・証券化取引の組成側の情報開示の方向性 (4)マクロ指標と関連した定量的なストレスシナリオの作成とポートレベルの集中リスクの把握の必要性 (5)関係当事者のリスクの把握の重要性 4.質疑応答(北原氏・清水氏・北野氏) ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
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