退職給付制度に関する内部統制とガバナンス~J-SOXへの対応と制度運営の高度化に向けて~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2007-12-05(水) 13:30~16:30 |
講師 |
あずさ監査法人 FMG事業部 アソシエイトパートナー 年金数理人 枇杷 高志 氏 1988年東京工業大学理学部卒業 同年4月、第一生命保険相互会社に入社し、企業年金の数理計算、年金ALM、退職給付制度設計、退職給付債務計算等を担当 2002年5月に朝日監査法人(現あずさ監査法人)に入社し、年金関連アドバイザリーや年金デューデリジェンス等を担当し、現在に至る 主な著書に『退職給付制度再構築の実務』(共著;清文社、2003年)がある |
セミナー詳細 |
J-SOXにおける「内部統制報告制度」においては、退職給付制度もその対象となることが多いと思われる。ただ、退職給付会計は、内容が高度で導入からの時間があまり経過していないこともあり、実際の運営は俗人的であったり責任分担が明確でない場合も少なくないと思われる。更に、企業年金については、その業務の多くが「年金基金」や「受託金融機関(生命保険・信託銀行等)」に委託されており、J-SOX対応においてはこれら外部委託先の内部統制の評価も必要である。また、財務報告の適正性を対象とするJ-SOX対応に併せて、退職給付債務が持つ変動リスクの管理など、退職給付制度そのものに対する全体的なガバナンス強化を検討することも有意義であると考える。本講演では、これらについての現状や意見を述べる。(講演内容は講演者の私見である) 講義詳細 1.退職給付制度と内部統制評価 (1)内部統制報告制度での退職給付制度の取扱い (2)退職給付制度における内部統制整備の考え方 (3)退職給付制度における内部統制の具体例 2.退職給付制度のガバナンス強化に向けて (1)退職給付問題の振り返り (2)退職給付制度運営を巡る新たな要請 (3)退職給付ガバナンスの必要性 (4)退職給付ガバナンスの具体的視点(例) (5)退職給付ガバナンスが機能するための要件 3.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
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