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これからの住宅ローン戦略を考える

バーゼルⅡと改正金融検査マニュアル適用開始をふまえたリスク管理と営業戦略
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2007-07-02(月) 13:30~16:30
講師 ジェンワース・モーゲージ・インシュアランス・コーポレーション    
ディレクター           
草鹿 泰士 氏
株式会社金融財政総合研究所
取締役コンサルティング事業部長
本田 伸孝 氏

【草鹿氏】
1991年日本興業銀行入行、国際営業第二部、通商産業省出向、ニューヨーク支店調査役等を経て2005年GE入社。GEモーゲージ・インシュアランス ディレクターを経て、GEからのスピンオフにより現職。慶應義塾大学経済学部卒、ハーバード大学大学院ケネディスクール卒。

【本田氏】
1983年北海道拓殖銀行入行、業務開発部・市場開発部・東京営業本部等を経て、1998年社団法人金融財政事情研究会に入社。2001年株式会社金融財政総合研究所設立と同時に当社取締役に就任現在にいたる。高崎市立経済大学経済学部卒、金融学会・財務管理学会会員、早稲田大学ビジネススクール臨時講師。

セミナー詳細 近年、住宅ローンは金融機関にとってリテール営業推進の柱でもあり、業務純益拡大の主要商品として獲得競争が激化しているが、一方で、2007年3月期からの新BIS規制(バーゼルⅡ)施行、それに伴う金融検査マニュアルの改訂等の制度改正により、住宅ローン債権については従来よりきめ細やかな推進体制とより精緻なリスク管理体制の整備を確立することが急務となっている。また、細分化されたリスク管理の確立ともに、金利の引き下げや手数料の優遇のみでなく、消費者の様々なニーズに応える住宅ローン商品設計の多様化が、競争に勝ち残るための重要な検討課題となっている。これまでのような「量の確保」に重点を置いた住宅ローン営業戦略から、個々の案件内容を正確に且つ継続的に管理することで、良質なローン債権ポートフォリオを構築し、さらには革新的な新商品も開発していく総合的な営業戦略への転換が必要となる。本セミナーでは、海外の具体的事例や国内金融機関の取組事例も交えながら、体制面の整備とIT技術の効果的な活用方法も加味した、あるべき「住宅ローン戦略」のあり方について検討する。

講義詳細
第一部
1.住宅ローン市場の現状
(1)住宅金融公庫の直接貸出減少と民間銀行の伸長 
(2)競争の激化に伴う貸出基準の変化
(3)新たなプレーヤーの出現

2.住宅ローンに係る現状及び今後の課題の概観
(1)懸念されるデフォルトの増加(高LTV貸出と金利上昇の両面から) 
(2)担保保全不足への懸念
(3)保証会社に係る課題 
(4)住宅ローン債権に係るリスク管理体制の未整備

3.バーゼルⅡ施行等と外部信用補完としてのモーゲージ保険の活用
(1)バーゼルⅡの施行及び金融検査マニュアルの改訂
(2)モーゲージ保険の仕組みと概要
(3)新たな規制の枠組みの中でのモーゲージ保険

4.まとめと質疑応答

第二部 
1.法・制度改革による住宅ローン戦略への影響
(1)金融商品取引法における日本版SOX法による影響 
(2)貸金業規制法改革による影響
(3)改訂版金融検査マニュアルにおける影響

2.攻めと守り~リスク・リターンを加味した住宅ローン戦略の方向性
(1)規模の拡大から質を重視した営業モデルの姿 
(2)顧客別採算管理を考慮した営業モデルの考え方
(3)顧客別債権情報を活用した効果的な実行後管理手法のあり方

3.内部統制体制整備を加味した住宅ローンビジネスのあり方
(1)財務報告にかかわる内部統制体制評価の考え方とは
(2)住宅ローン業務プロセスにおけるリスクとは
(3)統合的リスク管理面から考える住宅ローンビジネスのあり方とは

4.まとめと質疑応答

※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい。

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