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保険製販分離の進行と保険・共済の融合

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2006-09-25(月) 13:30~16:30
講師 インスプレス 代表
保険ジャーナリスト
石井 秀樹 氏

セミナー詳細 銀行窓販の全面解禁、郵政民営化にともなう郵便局会社の損保販売など保険販売の巨大チャネルの登場がさし迫ってきている。また、これまでの「保険は売りにいく」という常識から「保険を買いに来る」という消費者の変化も見られ、保険会社主導、代理店主導による来店型のショップ展開も盛んだ。一方、4月1日から施行となった改正業法は保険業界に新たな構造変化をもたらした。すなわち「少額短期保険業」の登場と異業種からの保険業界への参入だ。これらの変化は従来、自前主義を旨としてきた保険会社の製販分離を推し進める要因となる。今回のセミナーでは大きく変わる保険業界の構造変化とその方向性を探るとともに、今後の課題を抽出する。

講義詳細
1.巨大チャネルの登場と進む製販分離
  =チャネル多様化と製販分離=
<銀行窓販>
(1)銀行窓販の全面解禁と保険業界
(2)銀行窓販の経緯、現状、今後
(3)銀行チャネルと専門会社の登場
(4)銀行チャネルが抱える課題
<郵政民営化>
(1)「かんぽ生命保険会社」と「郵便局会社」(窓口ネットワーク)
(2)簡易保険事業の現状と課題
(3)損害保険販売と生命保険販売
(4)郵便局会社の今後と保険販売チャネル
<来店型店舗>
(1)来店型店舗展開の現状
(2)広域展開と地域展開のビジネスモデル
(3)保険会社主導の店舗展開と乗合代理店店舗
(4)金融庁・比較情報の提供と代理店の役割

2.改正業法の施行と新たな保険会社の登場
 (1)改正業法の意味と保険業界の構造変化
 (2)少額短期保険業者への登録を巡る動向
 (3)異業種からの保険会社の参入
 (4)保険会社の戦略と市場競争
 (5)「第4分野」商品の登場

3.保険と共済の融合と規制の同一化
 (1)保険会社への販売規制の方向
 (2)共済の販売規制(協同組合法の改正)
 (3)今後の問題点(共済と保険の融合)
 (4)保険法改正と規制の一本化

4.これからの保険販売チャネルと専属チャネルの位置 
(1)金融行政の方向(金融商品取引法と狙い)
(2)保険販売規制の強化(「保険商品の勧誘販売に関する検討チーム」)
(3)代理店・営業職員チャネルへの影響
(4)チャネル多様化と専属チャネルの位置

5.質 疑 応 答

※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい

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