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金融機関のブランド戦略と女性マーケティング

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2006-06-30(金) 13:30~16:30
講師 株式会社博報堂
ブランドソリューションマーケティングセンター
ビジネス推進部長 岩崎 拓 氏
コンサルタント 牛田 奈緒子 氏

セミナー詳細 ブランドおよびブランド戦略は、マーケティングの世界で急速に拡大している。博報堂は、ブランドを「企業(商品)と顧客の間に形成された長期的な絆」と定義している。広告だけでなく、商品、お店、お店の店員、記事情報、広報情報、ネットでの評判、ありとあらゆるものが、顧客との絆で重要になる。金融機関にもブランディングの大きな波が押し寄せている。今まで、金融機関は、基本的には企業グループや地域名等をベースした「のれん」イメージがあり、その中での微差競争で済んでいた。しかし大きな環境変化の中で、今後は、もう一段の絆がなければ競争に打ち勝っていけない環境が訪れようとしている。これからまさにブランド戦略の巧拙で差がつく時代となる。巧拙の差を分けるのは、ブランドの実践力であると考えられる。そこでのキーは、どう生活者の行動を喚起し、継続的な行動につなげていき、その中で関係を深めていくかという「行動」の視点が重要になって来る。情報やチャネルの環境の変化の中、生活者の「行動」は大きく変化しているが、それを牽引しているのは女性である。ターゲットとしては勿論、ブランド選択への影響を与えるターゲットとしても女性を捉えることがブランディングの重要課題となっている。今回の講演では、ブランド戦略の概論から、実際の実務の事例の説明に続き、「博報堂買物研究所」の知見を中心に、女性の買物行動の特性やマーケティング事例を中心に紹介をした後、金融業界における今後のブランディングについての示唆までをご呈示する。

講義詳細
1.今、なぜブランド戦略が求められるのか  

2.金融機関にとってのブランド戦略
(1)金融機関におけるブランド戦略の必要性
(2)日本における金融機関ブランドの現状
(3)金融機関ブランディングの状況
(4)ブランド業務の実際

3.ブランディングの実践に向けて
(1)ブランドをどう成果に結びつけるか?
(2)生活者の買物行動からのブランディング
(3)キーターゲットは「女性」

4.女性マーケティングの視点の必要性 
(1)博報堂買物研究所とは?
(2)男女の買物と違い=男脳と女脳
(3)女性アプローチの事例
(4)金融サービス利用を買物と捉えると見えてくるチャンス
(5)顧客満足から買物満足へ

5.今後の金融ブランディングのあり方
(1)重要な2つのテーマ ~潜在ニーズ発掘と体験ブランディング
(2)統合タッチポイント戦略での勝負へ

6.質 疑 応 答

※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい

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