ヘッジファンドにおけるストラクチャー・商品・投資家の最新動向 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2006-02-02(木) 13:30~16:30 |
講師 |
マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ マネージング・ディレクター 白木 信一郎 氏 マネックス・オルタナティブ・インベストメントの立上げメンバーであり、ヘッジファンド、プライベート・エクイティファンド、ベンチャーキャピタル等への投資、管理を担当。UFJグループ内(銀行、アセットマネジメント)において、バイス・プレジデント、オルタナティブ投資の投資先選定、ポートフォリオ管理、債券投資等を担当(1996-2003)。ロンドン大学 金融学修士号取得。慶応大学経済学部卒業 |
セミナー詳細 |
近年、ヘッジファンド投資が普及するにつれて、日本でも多様な投資家層にヘッジファド関連商品が提供され始めている。これまで銀行を始めとする金融機関だけに限定されていた投資が、ここ数年の間に、年金基金、個人富裕者層、さらには一般の個人投資家層にまで裾野を広げてきた。これら多様な投資家層への商品提供を行っているのは、主に信託銀行、国内外の証券会社、プライベート・バンク等であったが、最近では、銀行の窓口販売、オンライン証券会社を通じた商品も提供され始めている。日本におけるヘッジファンド投資が本格化したのはおよそ10年ほど前であり、それ以来、ヘッジファンド投資戦略の多様化と共にストラクチャーも多様化してきた。今回のセミナーでは、過去から現在にわたってのヘッジファンド関連商品の多様化をストラクチャー部分の側面から観察する。また、元本保証型のヘッジファンド商品も普及し始めていることから、保証の形態についても取り上げることとする。最後に、最近注目を浴びている投資手法として、コモディティ投資関連の投資商品をとりあげる。米国ではCTA(商品投資顧問業)として、金融先物と商品先物を同様に取り扱うことが可能な運用会社、投資商品があるのに対して、日本では証券投資関連業と監督省庁が経済産業省と金融庁に分かれているため、欧米ほど商品先物ファンド、もしくはコモディティを中心に運用するヘッジファンド的な商品を提供することが難しい。注目されるコモディティの分野が、今後日本でどのように発展するかを、投資商品のストラクチャリングの観点から考えてみる。 講義詳細 1.ヘッジファンド投資商品の基本ストラクチャー (1)オフショアにおけるファンドの基本形態 (2)各国で取り扱われているヘッジファンド商品の形態 (3)日本国内持ち込み時の留意点 2.国内で取り扱われているヘッジファンド商品 (1)外国私募投資信託から国内公募投資信託まで (2)信託銀行を経由したヘッジファンド投資 (3)ファンド・オブ・ファンズ型とシングル・ヘッジファンド型 (4)運用戦略別による制限について 3.元本確保型商品について (1)元本保証型ヘッジファンド商品の基本形態 (2)マネジメント・アカウントの有効性 (3)元本保証の手法、コストと制約 4.今後注目されるコモディティ関連のヘッジファンド商品ストラクチャーについて (1)従来の商品先物ファンドの基本形態 (2)日本における商品投資顧問と証券投資顧問の違いについて (3)コモディティと金融商品のハイブリッド型投資商品の可能性について 5.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
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