金融コングロマリット化を見据えたリテール資産運用ビジネス |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2005-04-22(金) 13:30~16:30 |
講師 |
アクセンチュア株式会社 アソシエイト・パートナー 三宅 利洋 氏
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セミナー詳細 |
メガバンク再編が落ち着く間もなく証券業を巻き込んだ大型再編の波が押し寄せようとしている。"ユニバーサルバンク""金融コングロマリット"というキーワードを使い、国内金融機関の国際競争力や顧客価値という観点から当局も政策的誘導を図っているようにも受け取れる。もはや、不良債権問題でメガバンク程の大きな痛手を被らなかった地域金融機関にとっても対岸の火事では無くなっている。投資信託の窓口販売解禁に始まり、証券・保険商品取扱の自由度が高まる中で、経営判断や営業力の違いによる収益力格差は確実に拡がっている。また、間近に迫った郵政民営化等、これまでの営業基盤を根底から揺るがし兼ねない脅威が目白押しである一方で、投資サービス法に代表されるように、コンプライアンス強化が業界共通の課題となっている。いずれにしても、今後、勝ち組・負け組はより鮮明に見えてくるはずだ。本セミナーでは、同様に金融コングロマリット化の歴史を持つ欧米の事例や、国内外の同行を交えつつ、地方銀行および地域金融機関が将来的に取り得る戦略オプションについて概説すると共に、異業種を含めて幅広く金融ビジネスのコンサルティングに従事してきた立場から、地方銀行を始めとする地域金融機関が今何をしておくべきかについて言及する。 講義詳細 1.今、業界で何が起こっているのか (1)変わるメガバンク再編の焦点 (2)証券市場の変貌と進む金融コングロマリット化 (3)金融自由化に伴い拡がる地域金融機関の収益力格差 (4)郵政民営化とその脅威 (5)ユニバーサル・バンク時代の到来と地域金融機関への影響 2.変わる顧客チャネル価値と戦略オプション (1)多様化する商品・サービスと顧客チャネル (2)顧客から見たチャネル価値と金融機関のポジショニング (3)金融バリューチェーンの構造変化 (4)本邦金融機関が取り得る戦略オプション (5)地域金融機関が直面する課題と今後の方向性 3.顧客チャネル価値の創造・再構築に向けて (1)両立は可能か?営業力とコンプライアンス (2)コンプライアンスを言い訳にしないために (3)本当に有益なCRMとは何か? (4)求められる業務・システムの再構築 (5)メガバンクや特化型プレイヤーとの連携と戦略的ソーシング (6)地域金融機関が果たすべき役割と新たな人材モデル 4.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
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