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【DOKODEMO】健康・医療ビックデータ活用の最新法務~個人情報保護法令和3年改正を見越して~ |
開催日時 | 2021-05-28(金) 13:30~16:30 |
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講師 |
ひかり総合法律事務所 弁護士 板倉 陽一郎 氏 2007年慶應義塾大学法務研究科(法科大学院)修了。2008年弁護士(ひかり総合法律事務所)。2016年4月よりパートナー弁護士。2017年4月より理化学研究所革新知能統合研究センター客員主管研究員,2018年5月より国立情報学研究所客員教授。2020年5月より大阪大学社会技術共創研究センター招へい教授。日本メディカルAI学会監事。近著に,「医療AIと法律」医学のあゆみ274巻9号(2020年8月29日号)。 |
参加費 | 35,690円 (資料代・消費税を含む) |
開催地 | オンライン受講(DOKODEMOセミナー) |
補足事項 | ※こちらはオンライン受講(DOKODEMOセミナー)のお申し込みページです。会場参加をご希望の方は該当のページよりお申し込みください。 ※本セミナーはV-CUBEセミナー(アーカイブ配信あり)を利用して配信します。 |
概要 | 健康・医療ビッグデータの活用の関係法令は膨大であり,適法に事業を構築するためには事業スキームに関する事前の入念な検討が欠かせない。中でも,個人情報保護法については,いわゆる3年ごと見直しに係る令和2年改正法と,官民一元化に係る令和3年改正法(現時点では法案)の,令和4年春頃の同時施行が見込まれており,その対応は急務である。特に令和3年改正法案は,[1]個人情報保護法、行政機関個人情報保護法、独立行政法人等個人情報保護法の3本の法律を1本の法律に統合するとともに、地方公共団体の個人情報保護制度についても統合後の法律において全国的な共通ルールを規定し、全体の所管を個人情報保護委員会に一元化,[2]医療分野・学術分野の規制を統一するため、国公立の病院、大学等には原則として民間の病院、大学等と同等の規律を適用,[3]学術研究分野を含めたGDPR(EU一般データ保護規則)の十分性認定への対応を目指し、学術研究に係る適用除外規定について、一律の適用除外ではなく、義務ごとの例外規定として精緻化,[4]個人情報の定義等を国・民間・地方で統一するとともに、行政機関等での匿名加工情報の取扱いに関する規律を明確化,という内容を含んでおり,健康・医療ビッグデータの活用への影響が甚大である。そこで本セミナーでは,個人情報保護法の令和3年改正を中心に,健康・医療ビッグデータの活用への影響をお伝えする。個人情報保護法自体の内容や,令和2年改正の内容については最小限となるため,中上級者向けである。 |
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セミナー詳細 |
1.健康・医療ビッグデータのための個人情報保護法の概要 (1)個人情報保護法の概要 (2)健康・医療ビッグデータ関係のガイドライン等 (a)個人情報保護法のガイドライン (イ)医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス (ロ)経済産業分野のうち個人遺伝情報を用いた事業分野における個人情報保護ガイドライン (b)研究倫理指針 (イ)人を対象とする医学系研究に関する倫理指針 (ロ)ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針 (c)情報セキュリティ関係 (イ)医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第5.1版 (ロ)医療情報を取り扱う情報システム・サービスの提供事業者における安全管理ガイドライン(第1版) (3)個人情報保護法令和2年改正の概要 2.健康・医療ビッグデータ活用への令和3年改正の影響 (1)個人情報保護法令和3年改正の概要 (2)健康・医療ビッグデータ活用への影響 (3)健康・医療ビッグデータ関係のガイドライン等への想定される影響 3.健康・医療ビッグデータ活用の周辺法 (1)次世代医療基盤法 (2)薬機法 4.健康・医療ビッグデータ活用におけるビジネスの実例と実務上のポイント (1)ヘルスケアアプリ (2)消費者向け遺伝子検査サービス (3)AI開発・利活用 (4)データの販売 (5)今後の実務対応のポイント 5.質疑応答 ※ 講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。 |
カテゴリ | 法務・規制・リスク管理 |
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お問い合わせ先 |
株式会社セミナーインフォ TEL : 03-3239-6544 E-mail : customer@seminar-info.jp お問い合わせフォーム |
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