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金融機関の顧客情報保護を巡る当局の動向と対策

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2004-04-23(金) 13:30~16:30
講師 KFi株式会社
エグゼクティブ・ディレクター 
青木 茂幸 氏

セミナー詳細 個人情報保護法が来年4月に完全施行されることとなり、金融審議会・特別部会でも本格的な議論が進められつつある。顧客情報保護に関しては、同法への対応も含め、従来の諸規制との相互関係、情報保護の対象(個人・法人、単体・共同)、顧客同意のとり方(口頭・書面、明示・黙示)等、さまざまな実務上の問題があり、当局の解釈も必ずしも明確ではない。今回のセミナーでは、これらの問題に横串を入れ、当局対応に向けた指針を呈示していくこととする。

はじめに ~顧客情報保護に関する論点を俯瞰する~

1.顧客情報保護に関する基礎知識
(1)情報の性質と守秘義務の根拠の理解
(2)古くて新しい業態間問題 -弊害防止措置
(3)当局はどう考えているのか -検査マニュアルと事務ガイドライン

2.実務の着眼点
(1)顧客情報の共有 -グループ会社間ではどう考えるべきか?
(2)「同意・承諾」を巡るの問題点 -顧客管理や帯同訪問等の対応 
(3)注意を要する法人非公開情報の取扱い
(4)新たなスキームと顧客情報保護 -資産流動化や証券化における留意点
(5)検査では何が問題とされているか -指摘事例をみる   

3.個人情報保護法の論点 -解釈と対策のポイント-
(1)利用目的 -特定の難しさと目的範囲内の利用
(2)第三者提供ルール -第三者に該当しないケースと諸対応
(3)開示の原則 -拒めるのか? 訂正・追加・削除の要求にはどうする?
(4)外部委託先 -金融機関の責任は? どこまで管理すればいいのか?

結び ~顧客情報保護から当局検査対応を考える~

4.質 疑 応 答

※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい

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