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【会場受講】決済サービス入門

~キャッシュレス決済の正しい理解に不可欠な基礎知識や課題、 潜在リスクを理解のうえ、最新動向をふまえて Withコロナでますます高まるキャッシュレス社会の実現像を展望する~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2021-04-22(木) 13:30~16:30
講師
決済サービスコンサルティング株式会社
代表取締役
宮居 雅宣 氏

1990年JCB入社 新サービス企画や業務設計、セキュリティ対策や回収など、新商品開発から泥臭い業務まで決済全般の実務に従事 1999年にはFeliCaを大量発行しNFC対応方針を策定 2000年に業界代表幹事としてETCカードを実現するなど業界のIC化を牽引 2005年NRI入社 電子マネー事業の立上げや新決済サービス実現支援など実務経験に基づくコンサルや実行支援に従事 2019年より現職
「決済サービスとキャッシュレス社会の本質」「キャッシュレス革命2020」など執筆や講演、「日経新聞」「BSTBS Bizスクエア」「ホンマでっか!TV」などメディア出演多数







※参加者全員サブテキストとして、書籍『決済サービスとキャッシュレス社会の本質(金融財政事情研究会)』〈講師著〉を進呈いたします。
業界をはじめ各方面で大絶賛となり、発刊わずか半年で第3版

概要 国を挙げてキャッシュレス決済が推進され、2019年からはQRコード決済の利用も増えた。ただしQRコード決済は特典が無いと利用が減少したり、不正利用が多発してサービス終了したり、店頭トラブルや障害も多発したほか、合従連衡も活発化。また、一部のキャッシュレス決済では加盟店未払いが発生したり、倒産した百貨店の全国百貨店共通商品券が使えなくなったりなど、決済サービスは簡単に見えて実は非常に奥が深い一方で、潜在リスクや知見の多くは既存決済事業者のノウハウとして公開されない。故に「有識者」さえキャッシュレスに関する知見は浅薄になる。
本講演では、入門編として今さら聞けない決済サービスの基本理解に重点を置き、キャッシュレスの真の理解に必要な背景や技術の理解を深めつつ、最新動向を確認して将来を展望する。実務経験に照らして公開情報を正確に深く解釈し、裏付け確認によって全ての説明に根拠を備えた、決済サービスに本当に詳しくなる講座である。
セミナー詳細 1.キャッシュレス決済理解の礎となる国際ブランド決済の仕組みと最新動向
(1)クレジットカードで基本を理解する決済サービス共通の構造と国際決済ブランド会社(スキームホルダー)の役割
(2)国際ブランド決済で学ぶ決済サービスのビジネスモデルとセーフティネット(データやお金の流れ、IRF、MDRなど手数料の仕組みなど)
(3)クレジットカードが世界中どこでも使える仕組みの背景:決済サービスの国際規格とIT活用動向(海外の決済インフラなど)
(4)他国の加盟店手数料は安くて日本の加盟店手数料は高いと言われる背景と実態(IRFに関する大きな誤解など)
(5)中国の全てのカードに銀聯が付いている背景と第三者決済機構(Alipay, We Chat Payなど)との違い、加盟店手数料が安い理由
   
2.国内決済サービスの仕組みと最新動向
(1)主な国内決済サービスの種類と特徴
(2)非接触IC電子マネー/ポストペイの仕組みと動向(Suica, nanaco, WAON, 楽天Edy, iD, QUICPay)
(3)Apple Pay, Google Payにおける世界共用決済と日本独自決済の違いと背景、展望
(4)コード決済の仕組みと国内サービス動向、課題と展望(CPM/MPMの仕組みと不正利用多発の背景や手口など)
   
3.キャッシュレス決済技術の進化
(1)他人事ではない中国コード決済の不正利用事情と次なる技術活用「生体認証決済」の動向(Alipay「蜻?」, We Chat Pay「青蛙」など)
(2)中国政府の第三者決済機構に対する規制の歴史とデジタル人民元実験動向
(3)日本で生体認証決済は普及するか、課題と実現像に迫る事例
(4)無人店舗、レジ無し店舗の動向(Amazon Go, Bingo Box, TOUCH TO GO、オフィスマ、イオン、ローソン、セブンイレブンなど)
(5)日本や欧米のCBDC(中央銀行発行デジタル貨幣)動向、民間のデジタル通貨動向(LIBRA、さるぼぼコイン、ブロックチェーン技術、分散型管理台帳技術など)
(6)決済データ利活用、スコアリングサービスの海外成功事例と国内事情、注意点と展望(芝麻信用、Jスコア、LINEスコア、情報銀行など)
   
4.キャッシュレス政策の影響とキャッシュレス社会の展望
(1)キャッシュレス政策の概況と影響(加盟店手数料公開の効果、JPQRの課題と展望、マイナポイント事業自治体版など)
(2)コード決済不正利用のメカニズムと海外QRコード決済から得られる示唆(PayPay, d払い, Alipay, Swish, BharatQR, WalmartPayなど)
(3)一見容易に事業進出できそうな決済サービスに潜むリスクの怖さと止まらないフィッシング詐欺の実態、ゼロトラストアーキテクチャなど対策の展望(ゼロトラストアーキテクチャの重要性など)
(4)新型コロナウィルスがキャッシュレス決済に及ぼす影響(各国における非接触IC決済推進動向、国内決済事情との相違点など)
(5)超高齢化社会や With コロナ、地域振興や災害対策、デジタル給与払いなどを見据えたキャッシュレス社会の実現像
   
5.質疑応答※ 講義中の録音、ビデオ・写真撮影(スクリーンショット含む)はご遠慮ください。会場受講の場合はPCはお使いいただけません。
補足事項 ※講師とご同業にあたる方・個人のご参加はお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。
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