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【会場受講】当局動向を踏まえた非財務リスク管理とオペレーショナルレジリエンスの最新動向

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2021-01-15(金) 9:30~12:30
講師 PwCあらた有限責任監査法人
パートナー
辻田 弘志 氏
マネージャー
大野 大 氏

【辻田 弘志 氏】
金融機関及び一般事業法人等に対し、統合的リスク管理、オペレーショナルリスクをはじめとするリスク管理、コンプライアンス、内部監査等を中心に様々なサービスを提供している 
金融機関におけるオペレーショナルリスク管理やERMの分野で実績を有しており、最近では、国内金融機関におけるリスク管理態勢高度化に関するプロジェクト(オペレーショナルリスク)や、コンプライアンスに係るグローバル態勢の評価とその改善プロジェクトに参画している

【大野 大 氏】
金融系コンサルティングファーム、大手IT企業等を経て入所 IT企業での企業理念浸透及びカルチャー変革等の実務経験を活かし、金融機関や製造業のクライアントに対して、組織変革支援のサービスを提供 最近では、金融機関に対するオペレーショナルレジリエンス態勢のギャップ分析と高度化のロードマップ策定支援、製薬企業に対するサードパーティ管理態勢の構築支援に従事している

概要 2020年は金融市場インフラのシステム障害や、金融機関が連携する決済事業者の管理不備による口座への不正アクセスなど、金融機関のサービス継続にとって危機となるリスク事象がいくつも発生しました。このようなリスク事象に対するサービスの提供能力、あるいはリスク事象からの速やかな回復能力を高めるために、オペレーショナルレジリエンスの態勢構築が求められています。特に金融機関のサービスの広がりに伴うサードパーティとの連携やデジタル・テクノロジーの活用に伴う新たなリスクの発現に対し、従来のBCPのみでは顧客目線のサービス継続力が維持できなくなっています。このような情勢を踏まえ、2020年8月にはバーゼル委(BCBS)から「オペレーショナルレジリエンスのための諸原則」が発表になり、各国当局の検討状況も進展を見せています。本セミナーではこれらの当局動向を非財務リスク管理の文脈で確認・整理しつつ、本邦金融機関の今後のレジリエンス力強化に向けた方向性について、PwCのフレームワークを用いて解説します。
セミナー詳細 1.非財務リスク管理の動向
(1)昨今の非財務リスク管理の動向:BCBSの市中協議文書を踏まえて
(2)顧客視点でのリスクアペタイトの設定
(3)1線の自律的統制を可能にするガバナンスと管理態勢の設計

2.オペレーショナルレジリエンスの全体像
(1)オペレーショナルレジリエンスの定義と背景
(2)オペレーショナルレジリエンスとリスク管理の関係
(3)オペレーショナルレジリエンスとBCP/BCMの違い

3.金融機関のレジリエンスに関する各国当局等の動向
(1)BCBSのオペレーショナルリスクとオペレーショナルレジリエンスに関する諸原則
(2)英国当局(BoE/FCA/PRA)によるコンサルテーションペーパーと金融機関との議論
(3)その他諸外国におけるオペレーショナルレジリエンスの動向
(4)日本における検討の状況

4.オペレーショナルレジリエンスの構築に向けて
(1)オペレーショナルレジリエンスのフレームワーク
(2)オペレーショナルレジリエンスの管理サイクル
(3)オペレーショナルレジリエンスの組織体制・ガバナンス

5.質疑応答 ※ 講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。会場受講の場合はPCはお使いいただけません。
補足事項 ※講師とご同業にあたる方・個人のご参加はお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。
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