【会場受講】金融機関にとっての新たなリスクへの対応:withコロナの時代において |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2020-10-29(木) 13:30~16:30 |
講師 |
一橋大学大学院 経営管理研究科 客員教授 佐々木 清隆 氏 (元金融庁 総合政策局長) 1983年東京大学法学部卒、大蔵省(現財務省)入省 金融庁証券取引等監視委員会事務局長、公認会計士・監査審査会事務局長、総括審議官を経て2019年7月に総合政策局長を最後に金融庁を退官するまでの間、銀行検査監督、証券市場監視、監査法人検査、コーポレートガバナンス、仮想通貨(暗号資産)を含むデジタライゼーションへの対応等に従事 またOECD、IMFに延べ3回10年の勤務のほか金融監督当局の国際的な集まりであるFSB(Financial Stability Board) 、 バーゼル銀行監督委員会等でも活動するなど国際経験も豊富 |
概要 | 日本の金融危機(1998年)、リーマンショック(2008年)等を経て、金融機関のリスク管理は高度化し、また金融システムの強靭性は強化されてきた。その間、健全性関連のリスクだけでなく、コンプライアンス関連でのリスク管理、金融デジタライゼーションに伴うIT・サイバーリスク、さらには気候変動に伴う課題への対応も進んできた。しかし、今回のコロナショックでは、これらの従来から対されてきたリスクや課題に加えパンデミックのリスクが顕在化し、過去の金融危機を超える影響を世界全体に及ぼしている。コロナショックはコロナウィルス(COVID-19)、が原因であり、過去の金融危機のような「金融発」ではなく、また現状金融システムは全般的に健全ではあるが、withコロナの時代における新しい生活様式・ニューノーマルへの対応は、金融機関のビジネスモデル、リスク管理、ガバナンス等に関し根本からの見直しを迫っている。金融機関の3線管理及びガバナンスの強化の上で必要な新たな課題及びリスクについて、過去の金融危機を経験し、また近年国際的な議論にも参画してきた金融当局者OBの視点から議論を行う。 |
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セミナー詳細 |
1.始めに (1)金融機関のリスクとしてのコロナショック (2)コロナショックを通じた気付き 2.これまでのリスク管理の進展 (1)健全性関連リスク (2)コンプライアンス等リスク (3)新たな課題及びリスク:ESG, SDGs, 気候変動等 3.コロナショックと過去の金融危機の対比 (1)日本の金融危機 (2)リーマンショック (3)コロナショック 4.Withコロナの時代の課題 (1)格差の拡大 (2)3つのS:social, sustainability, solidarity (3)金融に期待される役割 5.金融当局にとっての課題 (1)足元の対応 (2)中期的な課題 (3)次の新たなリスクに備えて 6.質疑応答 ※ 講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。会場受講の場合はPCはお使いいただけません。 |
補足事項 | ※こちらは会場参加のお申し込みページです。オンライン受講をご希望の方は該当のページよりお申し込みください。 |
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