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【会場受講】船舶ファイナンスの実務

~リストラクチャリング対応を含む法的留意点~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2020-08-27(木) 9:30~12:30
講師
PwC弁護士法人 パートナー弁護士 神鳥 智宏 氏
PwC弁護士法人
パートナー弁護士
神鳥 智宏 氏

1999年東京大学法学部卒業 2009年カリフォルニア大学バークレー校ロースクール卒業(LL.M.) 2002年弁護士登録(第一東京弁護士会) 国内外を問わず金融取引全般を広く手掛ける 特に船舶ファイナンス取引においては案件組成のみならず、リーマン・ショック後のリストラクチャリング案件について、豊富な経験を有する 金融機関(在ロンドン)のインハウスカウンセルとして勤務し、銀行法等の規制対応に関する経験も有する

概要 船舶ファイナンス取引は、伝統的なアセット・ファイナンス取引の一つですが、ストラクチャーそのものが複雑であり、パナマやリベリアをはじめとする海外法律事務所との連携・協働が必要となる案件も多く、実務上、船舶特有の留意事項がある。また、近年ではプロジェクト関係者の経済的な破綻等に伴って、リストラクチャリングが必要となる案件も出てきており、今後もそのような事態が発生することが見込まれる。
本講演では、船舶ファイナンス取引の基本的な事項について、典型的なストラクチャーをもとに説明したうえ、各契約及び担保設定に関し、レンダーや投資家の立場から検討するべきリスクやリストラクチャリング時に留意するべきポイントを解説します。
セミナー詳細 1.船舶ファイナンスの概要
(1)船舶ファイナンスの特徴
(2)船舶ファイナンスのリスク
(3)典型的なストラクチャー

2.竣工前の船舶に関するファイナンス
(1)ファイナンスの必要性
 (a)造船契約の特徴と留意点
(2)発注者に対する貸付人の担保
 (a)造船契約上の発注者の地位の譲渡担保
 (b)建造中の船舶に対する抵当権
 (c)発注者の株式/社員持分への質権
 (d)親会社保証
(3)造船会社
 (a)Refund Guarantee

3.竣工後の船舶に関するファイナンス
(1)ファイナンスの必要性
 (a)新造船と中古船
(2)船舶売買契約
 (a)引渡書類と対抗要件具備に関する留意点
 (b)共有の場合の留意点
(3)金銭消費貸借契約
 (a)シンジケートローンの場合の留意点
(4)船舶抵当権設定契約
 (a)船籍による違い
(5)傭船料譲渡担保契約
 (a)裸傭船契約
 (b)定期傭船契約
(6)保険金譲渡担保契約/保険金質権設定契約
 (a)保険の種類
(7)社員持分/株式質権設定契約
(8)親会社保証

4.質疑応答
※講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。会場受講の場合はPCはお使いいただけません。
補足事項 ※講師とご同業にあたる方・個人のご参加はお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。
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