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【会場受講】パンデミック

～医師の視点・アクチュアリーの視点～
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2020-07-08（水）　13:30～16:30
講師 RGAリインシュアランスカンパニー日本支店
医務部長/チーフメディカルオフィサー
長岡　司　氏
保険計理人/クライアントリエゾンアクチュアリー
石川　禎久　氏

【長岡　司　氏】
1989年東京医科歯科大学医学部卒業　救急疾患の超急性期医療に精力的に取り組む一方、脳神経外科専門医として国内外で脳機能・脳梗塞などの超急性期診断・治療の臨床研究に携わり、医学博士号を取得　2008年にソニー生命保険に入社　2016年にRGA社に入社し、現在に至る　現在は医学的専門性に基づき、最新の医療動向の分析を含む臨床研究も精力的に行い、セミナー活動等を通じて保険業界に厚く貢献

【石川　禎久　氏】
1988年東京工業大学数学課卒業　同年東邦生命に入社　1999年にプライスウォーターハウス・クーパーズに入社　2000年にトーア再保険に入社　2006年RGA社に入社し、現在に至る　保険計理人として計理人確認業務及び関与事項に従事するほか、生命再保険に関連したセミナーや教育活動にも従事　日本アクチュアリー会正会員　日本証券アナリスト協会検定会員　2013年2月にパレードより「生命再保険の基礎」出版、2019年12月にパレードより「生命再保険の応用」出版

概要 13：30～14：50
【第一部】　医学的な視点から
衛生環境や医学の進歩により罹患率・死亡率が大幅に改善した疾患が増加していますが、交通網の発達・人口増加・都市部への人口集中・高齢化等多くの社会的要因により、パンデミックは定期的に発生し、COVID-19の世界規模での感染は医療・経済・社会環境に深刻な影響をもたらしています。本セミナーでは、パンデミックの疫学的・医学的特徴を整理し、近年急速に発展した免疫学的・遺伝学的診断手法の基本的知識、COVID-19の治療戦略を包括的に概観し、アクチュアリー視点での検討に必要な医学的情報を分かりやすく解説します。

15：00～16：20
【第二部】　アクチュアリーの視点から
パンデミックリスクはソルベンシーマージン比率の計算に参入されていないこともあって、それほど重視されてこなかったように思えます。まれにパンデミックリスクをカバーする再保険の検討依頼がありましたが、実際に再保険が実行されることはありませんでした。一方海外の資本規制では従来からリスクに参入されていますし、今後日本で導入される予定の新たな資本規制でも考慮されることが予想されます。このような状況を踏まえて、本日はパンデミックリスクのリスク量の考え方とリスクを削減する再保険戦略を簡単にご紹介します。
セミナー詳細 13：30～14：50
【第一部】　医学的な視点から
１．パンデミックの医学的特徴
（１）感染力と致死率
（２）過去のパンデミックの疫学的特徴
（３）COVID-19の医学的特徴

２．パンデミック診断の医学的基礎知識
（１）遺伝学・免疫学の基礎
（２）PCR検査と抗体検査
（３）遺伝子変異から診るパンデミック

３．COVID-19に対する治療戦略
（１）重症度別の感染症状と免疫異常
（２）医療体制の国際比較
（３）ワクチン・治療薬開発の取組

15：00～16：20
【第二部】　アクチュアリーの視点から
１．パンデミックの数理
（１）数学的モデルの考え方
（２）コンピューターによるシミュレーション
（３）生命保険への影響

２．資本規制とパンデミック
（１）各種資本規制の概要
（２）リスク量の計算
（３）パンデミックストレステストの検討

３．再保険によるリスク管理
（１）クオータシェアー
（２）ストップロス
（３）CAT

16：20～16：30　～質疑応答～
※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください
※ 講演時間は前後する可能性がございます
補足事項 ※講師とご同業にあたる方・個人のご参加はお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。
※こちらは会場参加のお申し込みページです。オンライン受講をご希望の方は該当のページよりお申し込みください。 

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