【会場受講】クラウドサービスの法的リスクと金融機関における対応策 |
受講区分 | 会場 |
---|---|
開催日時 | 2020-09-24(木) 9:30~12:30 |
講師 |
日比谷パーク法律事務所
弁護士(パートナー) 上山 浩 氏 1981年3月、京都大学理学部卒業 同年4月、富士通入社 大型汎用機用オペレーティングシステムの企画・設計などに携わる 1990年4月、野村総合研究所に入社 1998年10月、司法試験合格 2000年10月、弁護士・弁理士登録 2003年2月、日比谷パーク法律事務所に入所 2014年より、公益財団法人金融情報システムセンター(FISC)において金融機関のクラウド利用、外部委託、オープンAPIに関する有識者検討会委員を務める 実務では特許訴訟など知的財産関連の係争やシステム関係・IT訴訟などを多数経験 |
概要 |
クラウドサービスの利用については、情報漏洩の危険性など様々な懸念が示されていたが、近年は様々な分野でクラウドサービスの導入が急速に進んでおり、政府機関もクラウドサービスを受容し重用するという潮流の変化も生じてきている。一方で、パブリッククラウドの大規模障害により公共サービスが長期間にわたって停止するなど、クラウドサービス利用のリスクが顕在化している。 そこで、クラウドサービスの約款で注意すべき規定、トラブル発生時の法的なリスク、それに対してどのような対応策が考えられるかを解説する。 |
---|---|
セミナー詳細 |
1.クラウドサービスの概要 (1)クラウドにはどんな種類がある? ……パブリック、プライベート、IaaS、SaaSなど (2)業種毎のクラウドの利用状況 (3)日本政府のクラウド基盤にAWSを採用 (4)個人情報管理サービスの状況 2.クラウドサービスのメリットとリスク (1)コスト削減、拡張性などのメリット (2)長期間のシステムダウン、サイバー攻撃による情報流出などのデメリット (3)金融分野における安全対策基準 (4)リスクに対するベンダーの対応の動向 3.クラウドサービスのリスクが顕在化した事例 (1)AWS大規模障害 (2)CPUの脆弱性問題 (3)ユーザーが被る損害 (4)サイバー攻撃事例(サイバー攻撃による情報流出インシデントにおける責任の配分問題事例等) 4.クラウドサービスの利用約款の法的留意点と対処方法 (1)損害賠償額を極めて少額に制限する規定 (2)相当の期間、解約を制限する規定 (3)外国裁判所を管轄裁判所とする規定 (4)約款の規定を限定解釈した判例 (5)対応策 5.質疑応答 ※ 講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。会場受講の場合はPCはお使いいただけません。 |
補足事項 |
※講師とご同業にあたる方・個人はご参加をお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。 ※こちらは会場参加のお申し込みページです。オンライン受講をご希望の方は該当のページよりお申し込みください。 ※本セミナーは5/22から延期となりました。 |
カテゴリ | |
---|---|
関連キーワード |
お問い合わせ先 |
株式会社セミナーインフォ TEL : 03-3239-6544 E-mail : seminar-operation@seminar-info.jp お問い合わせフォーム 申込規約・全額返金保証の規約 |
---|
該当データはありません。