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気候変動、SDGsが金融機関にもたらすリスクとビジネス機会のポイント

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2020-04-09(木) 13:30~16:30
講師 PwCサステナビリティ合同会社
水上 武彦 氏 執行役員
アナスタシア・ミロビドワ 氏 シニア・アソシエイト
PwCあらた有限責任監査法人
大谷 寛子 氏 シニア・アソシエイト

【水上 武彦 氏】
運輸省(現国土交通省)で、航空安全政策、航空規制緩和、日米航空交渉等を担当した後、経営コンサルティング会社アーサー・D・リトルで、製造業を中心とした経営戦略、イノベーション戦略等プロジェクトに従事 その後、株式会社クレアンを経て、PwCに参画 CSVのプロモーションを先駆的に推進しつつ、マテリアリティ特定などサステナビリティ推進のコンサルティングを幅広く実施 著書に「CSV経営」(共著)など CSVに関する論考多数 ブログ「CSV/シェアード・バリュー経営論」「サステナビリティ経営論」 東京工業大学卒・同大学修了、ハーバード大学ケネディースクール修了

【アナスタシア・ミロビドワ 氏】
国際連合、JICA、国立環境研究所にて、気候変動、グリーンボンド、サステナビリティ関連の政策に係るリサーチ業務に従事 2015年より、大手コンサルティングファームにて、サステナビリティ戦略立案、ESG方針の策定、金融機関における気候変動リスク・機会の評価、気候変動関連の情報開示を支援 2019年にPwCサステナビリティ合同会社に入社 環境学の博士 ハーバードビジネススクール(オンライン)のファイナンスコースを修了

【大谷 寛子 氏】
日系生命保険会社にてERM体制の構築や商品開発等の業務を経験した後、2017年にPwCあらた有限責任監査法人に入所 生・損保険会社に対するERM高度化の支援や、グループベースでの資産運用基盤高度化の支援に従事する等、複数の保険会社向けプロジェクトに関与する他、金融機関における気候変動関連の情報開示支援に従事

概要 自然災害の多発や規制や経済のあり方の変化などにより、金融機関のビジネスに大きな影響を及ぼすと考えられている気候変動、ビジネスに大きな機会を提供すると考えられているSDGsについて、その概要や具体的取組み事例を理解する。また、TCFDやSDGsの背景となるサステナビリティの大きな潮流と、顕在化するステークホルダーの動き、サステナビリティと利益を両立する経営の考え方を理解する。さらに、自社においてTCFDやSDGsにどう取り組むかを、フレームワークをもとに実際に考えてみる。
セミナー詳細 1.サステナビリティと金融業界の動き
(1)サステナビリティが重要となっている背景
(2)ステークホルダーの具体的変化
(3)サステナビリティと利益を両立する経営の考え方(Creating Shared Value)
(4)先進的企業の取組み
(5)ESGの最新動向

2.気候変動が金融機関に与える影響
(1)TCFDとその影響
 (a)TCFDの背景
 (b)気候変動に係るリスク、ビジネス機会の認識
 (c)開示に係る推奨事項(ガバナンス/戦略/リスクマネジメント/目標と指標)
(2)銀行への影響
 (a)主な観点
 (b)事例
(3)保険会社への影響
 (a)保険業界における環境認識
 (b)保険会社がとらえるべきリスクとビジネス機会の観点
 (c)保険各社の取組事例
(4)簡易定性シナリオ分析(ワークショップ)

3.SDGsにどう取り組むか?
(1)SDGsと企業への期待
 (a)企業はどうSDGsに向き合うべきか?
(2)SDGsが提供するビジネス機会
 (a)年間12兆円の市場機会の概要
(3)SDGsへの金融機関の取り組み事例
(4)SDGsとの関係性と取り組みを考える(ワークショップ)

4.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください
補足事項 ※講師とご同業にあたる方・個人のご参加はお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。 

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