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情報銀行制度を活用した次世代の個人データビジネス構築

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2020-02-14(金) 9:30~12:30
講師
株式会社野村総合研究所 上級コンサルタント 塚田 秀俊 氏
株式会社野村総合研究所
上級コンサルタント
塚田 秀俊 氏

1985年中央大学法学部卒、東洋信託銀行(現 三菱UFJ信託銀行)入社、融資、ALM等リスク管理システム企画・開発、新規業務企画・開発、2008年野村総合研究所入社、銀行向けASPサービス構築、金融機関向けIFRS導入支援サービス、マイナンバー制度、個人情報保護制度研究、情報銀行制度研究、非金融業の金融業務進出支援(FinTech)などを手掛け現在に至る

概要 2010年代スマートフォンの普及と平仄をあわせ驚異的な成長を遂げたGAFAを始めとする個人データプラットフォームビジネスが転機を迎えています。GAFAが提供する無料サービスの便益の背後に隠れていた個人データ収集・利用に関する問題点が指摘され始め各国で個人データの取扱に関する規制が始まっています。2020年代の個人データビジネスは、透明度の高いサービス運営が求められています。日本では、総務省が主催する「情報信託機能の認定スキームの在り方に関する検討会」を中心に「情報銀行制度」の運用指針が検討され、2019年10月8日に「情報信託機能の認定に係る指針Ver2.0」が公表されました。本セミナーでは、2010年代のGAFAビジネスを振返りながら、「情報銀行制度」を活用した次世代の個人データビジネスの構築ポイントについてわかりやすく解説します。
セミナー詳細 1.GAFAを中心としたこれまでの個人データビジネス
(1)個人データビジネス発展の背景
(2)無料サービスの仕組み
(3)GAFAサービスの特徴

2.個人データビジネスがもたらした功罪
(1)社会(消費者と事業者)にもたらした効用
(2)社会にもたらした不安と不信
(3)効用を最大とし、不安と不信を最小にするには

3.個人データビジネスに求められる説明責任
(1)個人データ保護に関する諸外国の動向
(2)目的と利用範囲の明確化
(3)データ保護態勢

4.情報銀行制度
(1)情報銀行制度とは
(2)政府の動向
(3)民間の動向と事例
  (a)銀行
  (b)証券
  (c)保険
  (d)リース
  (e)非金融

5.情報銀行制度を活用したデータビジネス構築
(1)自社の強みと弱み
(2)透明性の高いデータ経済圏の構築
(3)乗り越えるべき課題

6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください
補足事項 ※講師とご同業にあたる方・個人のご参加はお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。 

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