プラットフォーマーによるAI・データ活用動向と保険・ヘルスケア産業への影響 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2020-01-30(木) 9:30~12:30 |
講師 |
特定非営利活動法人 ヘルスケアクラウド研究会 理事 博士(医薬学) 笹原 英司 氏 旧労働省(現厚生労働省)労働基準監督官を経て、デジタルマーケティング全般(B2B/B2C)および健康医療/介護福祉/ライフサイエンス業界のガバナンス/リスク管理関連調査研究/コンサルティングに従事する 現在は、クラウドセキュリティアライアンス、在日米国商工会議所、グローバルヘルスイニシャティブ(GHI)などで、スタートアップ企業支援活動を行っている 千葉大学大学院医学薬学府博士課程修了(博士・医薬学) |
概要 | グローバルプラットフォーム事業者として注目されるGAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)+BATH(Baidu、Alibaba、Tencent、Huawei)の影響は、ICT以外の業種・業界のデータを基軸とするデジタルトランスフォーメーション(DX)戦略にも及びつつあります。欧米の保険業界では、グローバルプラットフォーマー特有のシステム開発・運用管理体制から生まれたDevOps/DevSecOpsの概念や、ハイブリッド環境でアプリケーションコンテナ/マイクロサービスをベースとして展開されるデータビジネスモデル(例.APIエコノミー)、新技術や組織の枠を越えた連携エコシステムがもたらすデータリスクに対する管理手法などを取り入れる動きが広がりつつあります。このような動きが、今後ヘルスケア業界にも波及する中、日本の保険会社がデータ連携エコシステムの主導権を握るための道筋を考察します。 |
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セミナー詳細 |
1.グローバルプラットフォームを支えるシステム開発・運用一体化の仕組み (1)欧州保険企業のデジタルトランスフォーメーション実現に向けたDevOps/DevSecOps取組事例 (2)米国保険代理店のプラットフォームを駆使したデジタルマーケティング取組事例 (3)中国eコマース企業のユーザーエクスペリエンスを重視した保険マーケットプレイス取組事例 (4)中国SNS系Insurtech企業のプラットフォーム投資事例に学ぶ構成・変更管理の効率化 (5)中国ドローン製造企業のInsurtech支援ソリューション事例からみた”Hardware as a Service”の可能性 2.データ駆動型ビジネスを生み出すアプリケーションコンテナ/マイクロサービス (1)米国医療保険企業におけるDockerやKubernetesの導入・運用事例と業務変革 (2)欧州の気候変動配慮型スマート・ウェルネスサービス事例から学ぶクラウドプラットフォームの使いどころ (3)東南アジア-インド洋自動車市場の健康×MaaS(Mobility as a Service)事例から俯瞰する損害保険の未来 (4)欧州の食品サプライチェーンにおけるビッグデータ・プラットフォーム共通化取組事例から 考えるデータリスク管理のエコシステム (5)北米の保健医療サービスにおける人工知能(AI)導入事例からみたデータプラットフォームの倫理問題 3.垣根を超えるセキュリティ/プライバシーのデータリスク (1)保険会社におけるデータリスク管理取組事例と課題点 (2)戦略デザイン事例からみたGAFA+BATHの強みと保険×ヘルスケアへの教訓 (3)国際標準化事例からみたGAFA+BATHの強みと保険×ヘルスケアへの教訓 (4)データ保護規制対応事例からみたGAFA+BATHの強みと保険×ヘルスケアへの教訓 (5)ホワイトハッカー事例からみたGAFA+BATHの強みと保険×ヘルスケアへの教訓 4.GAFA+BATHで浮き彫りになる保険×ヘルスケア連携エコシステムの課題と解決に向けた方向性 (1)紙ベースの業務プロセスで一体化できない開発・運用の現場 (2)コンテナ/マイクロサービス導入を阻むバッチとリアルタイムのズレ (3)墓場安全から予防安全への転換を阻む先例主義の弊害 (4)FintechとHealthtechが交差する保険会社だからできること 5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください |
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