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経済価値ベースのソルベンシー規制に関する国内外の動向とERM上の対応ポイント

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2019-12-05(木) 9:30~12:30
講師 キャピタスコンサルティング株式会社
マネージングディレクター
松平 直之 氏

東京海上火災保険(当時)を経て、タワーズペリン(当時)および投資銀行にて、生損保会社に対してリスク管理、ALM、企業価値評価等のアドバイザリー業務を行い、2007年1月にキャピタスコンサルティング株式会社を共同設立 その後同社にて、生損保会社に対して、ERM態勢および定量モデルの検証・高度化、ERMに関する内部監査支援等のサポートを行っている 日本アクチュアリー会にて、ALM研究会、CERA資格委員会、保険会計部会、国際基準実務検討部会の委員 東京大学大学院経済学研究科非常勤講師 日本アクチュアリー会正会員、日本証券アナリスト協会検定会員 著書として、「経済価値ベースの保険ERMの本質」、「【全体最適】の保険ALM」等(いずれも共著、金融財政事情研究会)

概要 保険会社に対する国際的な資本規制であるICSは2019年11月にVer2.0が完成予定であり、国内では、「経済価値ベースのソルベンシー規制等に関する有識者会議」が金融庁によって設置されました。
本セミナーでは、2019年のICSフィールドテストを中心に、経済価値ベースのソルベンシー規制に関する国内外の動向の解説を行い、ERM上の対応ポイントを考察します。
また、本年11月に完成予定のICS Ver2.0および金融庁の有識者会議の動向についても、本セミナー実施時点までの公表情報に基づいて紹介します。
セミナー詳細 1.経済価値ベースのソルベンシー規制に関する国内外の動向の概観
(1)ICSの開発状況と今後の予定
(2)国内のソルベンシー規制見直しの動向
(3)金融庁の有識者会議での議論

2.2019年のICSフィールドテストの仕様のポイント
(1)保険負債評価(将来キャッシュフロー、割引率の設定、MOCE)
(2)リスク計測(リスク統合、リスク種類ごとの計測手法)
(3)自己資本(資本調達手段とそれ以外の要素、ティアリング)
(4)税効果の取扱い
(5)2018年のICSフィールドテストとの比較
(6)仕様に関する実務上の論点

3.ERM上の対応ポイント
(1)ERMの定量モデルとICSの関係
(2)ソルベンシー規制への対応と内部管理としてのERM

4.2019年11月に完成予定のICS Ver2.0の動向

5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください
補足事項 ※講師とご同業にあたる方・個人のご参加はお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。 

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