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ゲノム科学進展と保険事業の今後

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2019-10-16(水) 9:30~12:30
講師
株式会社保険医学総合研究所 代表取締役兼所長 佐々木 光信 氏
株式会社保険医学総合研究所
代表取締役兼所長
佐々木 光信 氏

1978年慶応義塾大学医学部卒業、医療機関勤務後、某国内生命生保医事調査課長、医務部長を担当する 2001年以後アフラックで医務部部長、チーフメディカルディレクターを経て、14年保険医学総合研究所設立 現在に至る 商品開発、危険選択、営業教育等の保険コアビジネスに長年従事、現在、生保のコンサルタント、保険代理店向け営業教育講演、業界紙の客員論説委員などを担当している 「比較検証、がん保険」/保険毎日新聞社 (2016/7/30)、「がん」と「がん保険」: がん保険基本マニュアル/保険毎日新聞社 (2015/7/24)の出版、医学の進歩と保険に関する研究論文多数執筆 一般社団法人日本アンダーライティング協会主催2018年10月15日開催「ゲノム医療の危険選択に与える影響、法規制等」にて講演、他多数講演

概要 ゲノム科学の進展は、医学に根本的な変革をもたらし、治療医学と予防医学(先制医療)に大きく影響を与えている。一方、ゲノム科学の進展を保険業としてどのように受け止めればよいのか、特に商品性、数理的リスク、危険選択への影響が注目されている。これに加えて、ゲノム検査取扱いに関する業界への法規制にも関心が高まっている。生命倫理を根拠とする規制の議論と規制の影響評価には、ゲノム科学の理解が必須である。ゲノム科学進展の最終的な影響を理解するには、ゲノム情報を含むバイオバンクの動向も重要である。バイオバンクで扱う健康・医療のビッグデータは、健康概念を変化させ保険業へ根本的インパクトを与える可能性がある。各項目について解説する。
セミナー詳細 1.何故「ゲノム科学の進展」に保険業界は関心があるのか
(1)普及する商業的遺伝子検査(DTC)
(2)急速に進展するゲノム医療(遺伝子パネル、ゲノム創薬など)
(3)医療のパラダイムシフトの本質と保険商品への影響

2.知っておくべきゲノムリテラシー
(1)理解しなければならないゲノム検査と技術の基本
 (a)DNAの役割の基本理解
 (b)ゲノムに関する技術の発展
(2)ヒトゲノムプロジェクト終了後のゲノム研究
(3)ゲノム研究で疾病罹患リスクは分かったのか、逆選択の数理的リスクは?
 (a)ゲノムと疾病リスクの関係

3.今後のゲノム科学進展を理解するポイント
(1)メタオミックスと医療ビッグデータ
(2)ゲノムシークエンスの新技術とその影響
(3)バイオバンクとは

4.業界内における「遺伝子検査と保険」問題の歴史的経緯
(1)遺伝子情報特殊論という倫理問題
(2)これまで業界内外の事情
(3)動き出した法規制論議

5.規制に関する各論の理解
(1)米国のGINAの具体的規制内容
(2)法規制の課題(留意すべきポイント)
(3)アンダーライティング業務への影響
(4)自分で検査するDIY遺伝子検査時代の深刻なプライバシー問題

6.ゲノム科学進展と将来の保険事業
(1)バイオバンクと次世代型健康情報
(2)健康概念の変化がもたらす保険事業への影響
(3)保険業界は、健康支援産業になれるのか
         
7.質疑応答
※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください
※ 講演当日はセミナー開催直前までの最新情報や参加者様の層を考慮した内容とするため、一部変更となる可能性がございます
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