セミナー情報

SEMINAR INFORMATION

決済サービス入門

~決済サービスの基礎知識から根本を理解しスマホ決済最新動向をふまえてキャッシュレス社会を展望~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2019-07-08(月) 13:30~16:30
講師
決済サービスコンサルティング株式会社 代表取締役 宮居 雅宣 氏
決済サービスコンサルティング株式会社
代表取締役
宮居 雅宣 氏

1990年JCB入社 新サービス企画や業務設計、セキュリティ対策や回収など新商品開発や業務全般の実務に従事 99年にはFeliCaを大量発行しNFC対応方針を策定 2000年に業界代表幹事としてETCカードを実現するなど業界のIC化を牽引 05年NRI入社 電子マネーの立上げや新決済サービス実現支援など実務経験に基づくコンサルや実行支援に従事 19年新会社を設立しキャッシュレスのコンサルを提供「カード決済&セキュリティの強化書」「キャッシュレス革命2020」「月刊消費者信用」「電子決済ビジネス」など執筆、講演多数 フジテレビ「ホンマでっか!?TV」に出演

概要 毎日のように新しい決済サービスのニュースが新聞を賑わしキャッシュレス化の波が押し寄せている。しかし日本で最も使われ、成人1人あたり3.1枚所有するというクレジットカードでさえ、なぜ世界中で使えるのか、なぜ日本には銀行と別にカード会社が存在するのか、誰がどう儲けているのか、非接触ICとQRコードはどちらがよいのか、全く身に覚えのない新決済サービスの利用代金がなぜ突如自分に不正請求されるのかなど、わからないことが多い。取扱代金が小売店に入金されないリスクも存在する。
本講演では、今さら聞けない決済サービスの基礎知識と普及経緯をおさらいした上で最新動向を紹介しつつ、華やかな話題に惑わされない新サービスの理解に必要な知識や注意点を解説し、将来像を展望する。実務経験に照らして公開情報を正確に深く解釈・裏付け確認することで全ての説明に根拠を備えた、決済サービスに本当に詳しくなる講座である。
セミナー詳細 1.クレジットカードはなぜ世界中で共用できるのか 国際ブランド決済カードの仕組みと最新動向
(1)Visa, Mastercardが世界で使える仕組みと日本では分かり難い国際決済ブランドの役割
(2)JCB, AMEX, Diners Club, DiscoverとVisa, Mastercardとのスキームの違い
(3)クレジットカード、ブランドデビット、ブランドプリペイドの仕組みとビジネスモデル
 (データの流れやお金の流れなど)
(4)銀聯が中国の全カードに表示される理由と仕組み、Alipay Walletや We Chat Paymentとの違いと爆買い終焉の背景
(5)改正割販法の影響とIC化(国際規格、PIN対応、世界の非接触IC化動向など)

2.日本独自決済サービスの仕組みと最新動向
(1)非接触IC電子マネー/ポストペイの仕組みと動向
 (Suica, nanaco, WAON, 楽天 Edy, iD, QUICPayなど)
(2)Apple Pay, Google Payにおける世界共用決済と日本独自決済の背景と仕組み
(3)J-Debitの仕組みと再脚光を浴びる理由
(4)デビットカードの「キャッシュアウト」サービスの仕組みと展望
 (海外/国内市場動向、キャッシュレス社会における役割)

3.QRコード決済の仕組みと最新動向
(1)1次元バーコード、2次元バーコードの種類とQRコードの特徴
 (誕生・普及経緯と技術内容など)
(2)QRコード決済の仕組みと国内サービス動向
 (LINE Pay, PayPay, merpay, d払い, auPay, 楽天 Pay, Origami Pay, JCB「Smart Code」など)
(3)金融機関のQRコード決済サービス動向
 (全国金融機関共通スマホQRコード決済、銀行 Pay, &Pay, JコインPayなど)
(4)海外のQRコード決済サービス動向
 (Alipay, We Chat Pay, swish, paytm, BharatQR, SGQR, Amazon Go, Walmart Payなど)
(5)QRコード決済の課題と中国不正使用・規制事情
(6)QRコード技術の高度化動向と中国次世代決済サービス取組み動向
(鹿児島銀行「印鑑レス」取引実験、アリババSmile to Payなど)

4.国を挙げたキャッシュレスの取組みとキャッシュレス社会の展望
(1)政府の消費税対策とキャッシュレス
 (キャッシュレスポイント付与で終わらない地方活性化への流れ)
(2)キャッシュレス推進協議会とコード仕様
(3)小売店におけるキャッシュレス導入効果
(4)決済サービスの注意点とキャッシュレス社会の展望

5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください
補足事項 ※6月17日開催の同セミナーの満席に伴い再演いたします。大変人気のセミナーですので、お早めにお申込みください。
※講師とご同業にあたる方・個人のご参加はお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。
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