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金融機関における内部監査高度化に向けたインタビュースキルの強化

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2019-05-29(水) 13:30~16:30
講師 PwCあらた有限責任監査法人
金融戦略推進部 ディレクター
(前 金融庁検査局統括検査官)
武藤 制揮 氏

PwCにおいて内部監査高度化支援、外部品質評価、当局規制対応支援、金融機関や事業法人の集合研修講師に従事 前職は金融庁検査局統括検査官第6部門長 主任検査官として外資系大手金融機関22社及び本邦大手金融機関海外4拠点の金融検査を実施したほか、金融庁在職12年間に銀行、証券、保険、信託、投信投資顧問、政府系金融機関等62社の金融検査を実施 金融庁入庁前は、東京大学工学部を卒業後、総合商社にて非鉄金属・貴金属・電子部品等の輸出入、商品市場取引等、本邦主要銀行にて市場取引、リスク管理等に従事
【著作】(共著)「金融機関の規制対応と内部監査」(中央経済社)

概要 当局による金融機関のガバナンス重視の方針に対応して、ガバナンスの発揮を支える柱である内部監査部門の役割が大きく見直されており、当局や経営陣からの期待と要求が益々高まっています。
こうした中、内部監査の検証現場においては、指摘事項や根本原因について監査対象部署に激しく抵抗されて、なかなか合意に至らず、残り少ない時間の中で追いつめられている事例や、的確に実態を把握する必要があるにもかかわらず、監査対象部署の積極的な協力を十分に得られていない事例等が散見されます。
このような場合に最も効果的となるインタビューの手法を、豊富な経験に基づいて、わかりやすく解説します。
また、内部監査の現場で活用できるインタビューのテクニックについて、各局面(序盤戦・中盤戦・終盤戦)におけるインタビュー事例を参照した演習を実施します。
セミナー詳細 1.なぜ、内部監査の現場でインタビュースキルが求められているか
(1)内部監査の現場を取り巻く対立構造
(2)合意形成や相互理解が困難な対立的状況に対する効果的・効率的な運営の必要性
(3)根本原因分析の入口を確保するインタビュースキル

2.効果的・効率的なインタビューのための3つの基本戦略
(1)各局面におけるスタイルチェンジ
(2)ファシリテーションスキルとしてのデザインの活用
(3)ファシリテーションスキルとしての構造化の活用

3.序盤戦におけるインタビューの具体的手法
(1)序盤戦に待ち受けるハードル
(2)序盤戦の事前準備
(3)信頼関係構築のためのテクニック

4.中盤戦におけるインタビューの具体的手法
(1)中盤戦の禁止事項
(2)中盤戦の事前準備
(3)反論に対応し効率的に実態を把握するためのテクニック

5.終盤戦におけるインタビューの具体的手法
(1)終盤戦における落とし穴
(2)終盤戦の事前準備
(3)納得と合意を得るためのテクニック

6.インタビュー成功事例・失敗事例による演習

7.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください
補足事項 ※講師とご同業にあたる方・個人のご参加はお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。 

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