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QRコード決済と非接触IC決済の仕組みと活用・導入のポイント・注意点

~キャッシュレスの最新動向と展望~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2019-04-19(金) 13:30~16:30
講師
決済サービスコンサルティング株式会社 代表取締役 宮居 雅宣 氏
決済サービスコンサルティング株式会社
代表取締役
宮居 雅宣 氏

1990年JCB入社 新サービス企画や業務設計、セキュリティ対策や回収など新商品開発や業務全般の実務に従事 99年にはFeliCaを大量発行しNFC対応方針を策定 2000年に業界代表幹事としてETCカードを実現するなど業界のIC化を牽引 05年NRI入社 電子マネーの立上げや新決済サービス実現支援など実務経験に基づくコンサルや実行支援に従事 19年新会社を設立しキャッシュレスのコンサルを提供
「カード決済&セキュリティの強化書」「キャッシュレス革命2020」「月刊消費者信用」「電子決済ビジネス」など執筆、講演多数

概要 中国では現金も財布も持ち歩かない消費者が多数を占めるようになり、スマホのQRコード決済がキャッシュレスを爆発的に推進した。欧州やアジアの国でもQRコード決済が展開されるが、社会保障番号など利用者が特定できる仕組みとセットで利用は限定的であったり、豪国・米国・欧州では非接触ICカード決済が普及したりと、決済サービスのインターフェイスは多様化している。日本でもQRコード決済が普及の兆しを見せ始めると同時に不正使用や不具合も発生。中国で多発する不正使用は日本にも上陸しそうである。決済サービスには、金融システミックリスクや不正・未収リスク、些細に見えて癌のように後々事業性に影響を及ぼす業務負荷など、長年の業務遂行でやっと経験する注意点が数多く潜むが、これらは既存事業者のノウハウとして外部には知らされない。本講演ではQRコード決済や非接触IC決済の最新動向について、講師自身が決済業界を牽引したサービス開発やセキュリティ対応などの実務経験を基に背景環境の違いや技術的根拠に照らし、活用・導入の注意点や展望を解説する。
セミナー詳細 1.QRコード決済の仕組みと中国決済サービス事情
(1)1次元、2次元バーコードとQRコード決済の仕組み(CPM, MPM, キャッシュレス推進協議会コード仕様, JCB“Smart Code”など)
(2)理解すべき中国決済サービスの歴史と銀聯
(3)アリペイ、ウィチャットペイの生い立ちと爆発的に利用された背景・理由
(4)既に脱QRコードが始まった中国決済サービス最新動向

2.その他海外のQRコード決済動向/非接触IC決済動向
(1)米国QRコード決済動向(”Chase Pay”, ”Amazon Cash”, ”Amazon Go”, ”Walmart Pay”, スタバのバーコード決済など)
(2)インド高額紙幣廃止の実態とQRコード決済動向(国が推進する統一規格“BharatQR”、”Paytm”, ”MobiKwick”)
(3)スウェーデンの”Swish”の仕組み、実態と利用背景
(4) シンガポール統一QRコード規格”SGQR”の仕組みと実態
(5)国際ブランドのQRコード決済対応(ビザ“mVisa”、マスターカード“Master Pass”、銀聯“Quick Pass”)
(6)国際ブランドの非接触IC決済 海外普及動向(Visa/Mastercard非接触ICロードマップ, “Apple Card”の影響など)

3.国内QRコード決済動向/非接触IC決済動向
(1)主なQRコード決済の動向(”LINE Pay”, ”Pay Pay”, ”楽天Pay”, ”Amazon Pay”, ”Origami Pay”, “Kyash”, “merpay”, “QUOカードPay”など)
(2)金融機関が推進するQRコード決済(“銀行Pay”, ”& Pay”, 「全国金融機関共通スマホデビット」, “J-coin Pay”など)
(3)金融機関が推進する国際ブランドの非接触IC決済(国内の接触・非接触IC化動向とブランドデビット動向)
(4)非接触IC×QRコード決済の狙い(LINE Pay×QUICPay、LINE Pay×Visaタッチ決済, merpay×iDなど)

4.QRコード決済/非接触IC決済の注意点と国内キャッシュレス展望
(1)消費者・小売店に影響を及ぼす金融システミックリスクの重要性と決済サービスの注意点
(2)QRコードの脆弱性と中国で増加する不正使用および日本影響
(3)キャッシュレス推進協議会のコード仕様、消費税増税対策、JCBのSmartCodeの内容と展望
(4)キャッシュレスが消費社会に及ぼす影響と国内キャッシュレス社会の展望

5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください
補足事項 ※講師とご同業にあたる方からのお申し込みはお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。
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