銀行におけるRAFをベースとする次世代ビジネスモデル構築の勘所
~RAFの活用意義・留意点と「対顧部門」、「事業性評価」、Fintech活用の方向性~ |
開催日時 |
2019-03-28(木) 9:30~12:30 |
講師 |
みずほ総合研究所株式会社
金融調査部
金融ビジネス調査室長
大木 剛 氏
1993年3月東京大学経済学部卒、同年4月日本興業銀行(現みずほ銀行)入行 国内営業部店、みずほ銀行総合資金部を経て、2009年4月より、みずほ総合研究所金融調査部 19年1月より現職
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参加費 |
web申込み35,060円(FAX・PDF申込み36,060円 消費税・参考資料含む) |
開催地 |
カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)[ 地図 ] |
概要 |
地域金融機関は、超低金利を背景とする本業利益の低迷や今後本格化する人口減少を踏まえ、持続可能なビジネスモデルに転換することが生き残りの条件になる。地域銀行が不透明・不確実な経営環境に対応するためには、自らが目指す中期的な目標を経営として明確に設定し、コミットすることが必要であり、このツールとしてリスクアペタイト・フレームワーク(RAF)の枠組みを活用して地域銀行としての経営戦略を可視化し、常時モニタリングできる体制を構築することが有用である。本セミナーでは、地域銀行における RAFをベースとした次世代ビジネスモデル構築の勘所について展望する。 |
セミナー詳細 |
1.ビジネスモデル転換を迫られる地域銀行
(1)地域銀行を取り巻く厳しい環境と地域銀行の経営動向
(2)地域銀行の経営者に求められること~経営戦略を“経営者の覚悟”として明確化する必要~
(3)これからの地域銀行に必要な戦略~5つのキーワード~
2.金融行政の動向
(1)金融行政は変わったのか~「金融処分庁」から「金融育成庁」へ~
(2)金融庁:地域銀行モニタリング・有価証券運用モニタリングを踏まえた課題
(3)金融庁「金融行政のこれまでの実践と今後の方針(平成30事務年度)」における方向性
3.リスクアペタイト・フレームワーク(RAF)の有用性
(1)地域銀行における RAF活用意義
(2)地域銀行における RAFの活用に関する3つの留意点
(3)リスクアペタイト・ステートメント(RAS)と経営戦略フローの策定
4.RAFで明確化すべき項目
(1)市場部門の位置付け整理~「コアビジネス」か「付随業務」か~
(2)RASと経営戦略フローの整合性に基づく上場維持の必要性判断
(3)コーポレートガバナンスの強化
5.これからの地域銀行に必要なビジネスモデル
(1)「対顧部門」をコアビジネスとする上でのポイントと求められる事業戦略
(2)「事業性評価」への挑戦~体制整備、ソリューション提供、信託機能、人材活用、与信コスト対応~
(3)ITテクノロジーの活用~地域銀行こそFintech活用のポテンシャル大~
6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください |
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