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リスクベースでみる保険会社経営の現状と課題

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2019-03-04(月) 13:30~16:30
講師 キャピタスコンサルティング株式会社
マネージングディレクター
植村 信保 氏

安田火災海上保険、格付投資情報センター、金融庁(任期付職員)を経て、2012年11月にキャピタスコンサルティングに参加 アナリストや行政官としての経験を生かし、保険会社等の経営分析やリスクマネジメントに関するアドバイスなどを提供している 主な著書には「経営なき破綻 平成生保危機の真実」(日本経済新聞出版社)、「経済価値ベースの保険ERMの本質」(共著、金融財政事情研究会)などがある 経済誌への執筆、講演多数 博士(学術、早稲田大学)

概要 本セミナーは、保険会社・共済団体等のリスク管理支援を得意分野とするコンサルタントの視点から、日本の保険会社経営の現状と課題を「経営リスク」の観点から浮き彫りにしようというものです。
2010年代の保険会社は、超低金利環境への対応や事業ポートフォリオの再構築、あるいはリスク管理の進化形であるERMの導入を進めてきました。保険会社が選択した経営戦略の成果がどうだったのか、ERMの浸透度合いはどの程度なのか、そろそろ見えてくるものがあるかもしれません。また、何らかのリスクが顕在化すると、しばしば「リスク管理の高度化」が問われますが、リスク管理を高度化するとはいったい何をすべき話なのかも考えてみたいと思います。
セミナー詳細 1.事業リスクの観点から
(1)経営指標に見る生損保ビジネスの現状
(2)商品・チャネル戦略の潮流
(3)注目すべき事業リスク
 (a)引受会社なのか、販売会社なのか
 (b)海外保険事業など
(4)コンダクトリスクの観点から
 (a)コンダクトリスクの重要性
 (b)リスクをどうとらえるかなど

2.財務リスクの観点から
(1)経済価値ベースと現行会計ベース
(2)決算データに見る国内系生保のリスクテイク状況
(3)保険会社の資産運用機能をどう考えるか
(4)「リスク管理の高度化」について

3.エマージングリスクの観点から
(1)保険会社と自然災害リスク
(2)今後の規制環境
(3)保険会社と技術革新
 (a)現在の取り組み
 (b)インシュアテックの破壊力

4.まとめ : 経営に問われるもの

5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください
補足事項 ※講師とご同業にあたる方からのお申し込みはお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。 

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