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金融機関の事務リスク管理≪事例研究編≫

~事例を使った真因分析と対策の評価~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2018-09-11(火) 9:30~12:30
講師 有限責任監査法人トーマツ
シニアマネジャー
田宮 秀樹 氏

政府系金融機関勤務後、大手監査法人を経て、監査法人トーマツ入社 金融機関のリスク管理高度化に対するアドバイス及び内部監査支援を実施している 外部委託先管理に関しては、大手保険会社、地方銀行大手クレジットカード会社、電子債権記録機関等に管理態勢構築支援を経験 また、大手金融機関向けにシステムリスク管理高度化支援や内部監査態勢の外部評価業務を実施 主な著作は「内部不正の発生傾向と危機管理」(金融ジャーナル、2011年9月号) 「銀行員の内部犯罪を防ぐ」(金融ジャーナル、2013年12月号) 「個人情報保護法改正が外部委託先管理に与える影響」(financial regulation 2014冬号)
公認内部監査人(CIA)、公認情報システム監査人(CISA)、システム監査技術者、公認情報セキュリティマネージャー(CISM)、内部統制評価指導士(CCSA)

概要 金融機関における事務リスクの管理は、顕在化事象の報告と原因分析を中心に管理を行っています。一方、事務ミスへの対応は現場での個別対応に留まり、再発防止の効果や管理の形骸化に不安を持つ声も聞かれます。また、改善策が周知徹底やダブルチェックにとどまりやすく、実効性の確保も新たな課題として認識されています。
本セミナーでは、代表的な真因分析手順と対策の評価手順の考え方を、事例を通じて内部管理に役立てるための導入手順、留意点と合わせたご紹介を予定しています。
セミナー詳細 1.金融機関の事務リスク管理態勢
(1)金融機関の事務リスク管理体制・役割
(2)金融機関の事務リスク管理の実施内容
(3)金融機関の事務リスク管理結果の利用

2.分類基準と報告の標準化事例
(1)プロセスベースでの分類
(2)事象・原因ベースでの分類
(3)負担を軽減する報告の分類コード化

3.ケース1 真因分析によりダブルチェックを廃止したケース
(1)事務ミスの原因を分析する(SHELL分析)
(2)事務ミスの改善策の導き方を分析する(4M5E分析)
(3)事務ミスの真因を分析する(なぜなぜ分析)

4.事務ミス改善策の評価
(1)改善策のフォローアップと効果測定(効果測定手順の紹介)
(2)改善検討の現場への落とし込みの工夫 (改善の考え方とツールを介した落とし込み)
(3)役割に応じた効果的な改善策(他社事例の紹介と将来像)

5.ケース2 対策を評価し、より効果的な対策を実施したケース
(1)実施予定の改善策を因果関係から評価する
(2)実施済の改善策の効果を評価する

6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください

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