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金融機関の事務リスク管理におけるチェックリストの形骸化防止とミス防止に役立つポイント

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2018-07-10(火) 13:30~16:30
講師 有限責任監査法人トーマツ
シニアマネジャー
田宮 秀樹 氏

政府系金融機関勤務後、大手監査法人を経て、監査法人トーマツ入社 金融機関のリスク管理高度化に対するアドバイス及び内部監査支援を実施している 外部委託先管理に関しては、大手保険会社、大手クレジットカード会社、電子債権記録機関等に管理態勢構築支援を経験 また、大手金融機関向けにシステムリスク管理高度化支援や内部監査態勢の外部評価業務を実施
主な著作は「内部不正の発生傾向と危機管理」(金融ジャーナル、2011年9月号) 「銀行員の内部犯罪を防ぐ」(金融ジャーナル、2013年12月号) 「個人情報保護法改正が外部委託先管理に与える影響」(financial regulation 2014冬号)公認内部監査人(CIA)、公認情報システム監査人(CISA)、システム監査技術者、公認情報セキュリティマネージャー(CISM)、内部統制評価指導士(CCSA)

概要 金融機関における事務プロセスは、多くのチェックリストが活躍しています。一方、チェックリストの形骸化や再発防止の効果に不安を持つ声も聞かれます。また、維持管理手順や、他部門への展開手法なども新たな課題として認識されています。
本セミナーでは、好事例と失敗事例を通じ、主にヒューマンエラーの発見と事務ミスの未然防止に向けたチェックリストの構成や設問の作り方のご紹介を予定しています。
セミナー詳細 1.なぜチェックリストを使うのか
(1)ヒューマンエラーの種類
(2)発見的統制と予防的統制
(3)防げるミスと防げないミスの種類
(4)チェックリストの目的と効果
(5)利用場面ごとの好事例と失敗事例

2.どうやってチェックリストを作るのか
(1)見やすいチェックリストとは
(2)チェックリストの構成事例
(3)見落としを防ぐ設問の作り方
(4)目的に応じた選択肢のパターン
(5)ミス防止に役立った好事例と失敗事例

3.チェックリストの効果測定
(1)効果測定の手法
(2)利用者からのヒアリングのポイント
(3)ダブルチェックを行う際の留意点
(4)効果の確認と顕在化事象の反映

4.チェックリストの改善、形骸化防止への取り組み
(1)チェックリスト管理のPDCA
(2)フォローアップ、形骸化防止
(3)チェックリストを点検するための項目
(4)チェックの自動化、業務への組込み事例

5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください

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