保険契約に係る国際会計基準の動向

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保険契約に係る国際会計基準の動向

～負債評価のケーススタディーを含めて～

本セミナーは終了致しました。

受講区分	会場
開催日時	2003-01-21（火）　13:30～16:30
講師	中央青山監査法人　金融部保険セクターリーダー　澤口　雅昭　公認会計士　チーフアクチュアリー吉田　英幸　氏

セミナー詳細	国際会計基準委員会で検討が進んでいる保険契約に係る国際会計基準は、日本における現状の保険会計に大きな影響を与えると考えられている。本セミナーでは、会計士により保険契約に係る国際会計基準の検討の現状、概要を説明するとともに、アクチュアリーにより数理的評価の説明及び具体的な計算例を示しながら、日本の保険会計に対する影響並びに本会計基準に対する実務的な対応について説明する。講義詳細１．国際会計基準の背景（１）国際会計基準の必要性（２）国際会計基準の検討の経緯２．保険契約国際会計基準の経緯（１）過去の検討状況（２）保険契約国際会計基準の状況　"フェーズⅠとフェーズⅡへの分離" （３）フェーズⅠの内容（４）予測されるフェーズⅡの内容３．保険契約国際会計基準の概要（１）適用範囲（２）保険契約の定義（３）繰延法と資産負債法（４）認識と測定に係るアプローチ４．保険契約負債の時価評価概説　～原則書案で示された負債の評価（１）企業固有価値（ESV）／フェア・バリュー（２）キャッシュフローの額と時期の測定（３）リスクと不確実性の調整（４）市場価値マージン（５）割引率（６）オプション・プライシング技術を使用した保証債務の評価５．保険契約負債の時価評価の具体的検討（１）日本の商品に固有の論点（２）保険契約負債の試算例（３）欧州保険会社の影響度調査６．実務的な対応（１）商品の収益性と保証軽減の戦略（２）資本／ソルベンシー比率の規制（３）経営状況の評価と報告７．質疑応答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい

セミナー詳細

国際会計基準委員会で検討が進んでいる保険契約に係る国際会計基準は、日本における現状の保険会計に大きな影響を与えると考えられている。本セミナーでは、会計士により保険契約に係る国際会計基準の検討の現状、概要を説明するとともに、アクチュアリーにより数理的評価の説明及び具体的な計算例を示しながら、日本の保険会計に対する影響並びに本会計基準に対する実務的な対応について説明する。

講義詳細
１．国際会計基準の背景
（１）国際会計基準の必要性
（２）国際会計基準の検討の経緯

２．保険契約国際会計基準の経緯
（１）過去の検討状況
（２）保険契約国際会計基準の状況　"フェーズⅠとフェーズⅡへの分離"
（３）フェーズⅠの内容
（４）予測されるフェーズⅡの内容

３．保険契約国際会計基準の概要
（１）適用範囲
（２）保険契約の定義
（３）繰延法と資産負債法
（４）認識と測定に係るアプローチ

４．保険契約負債の時価評価概説　～原則書案で示された負債の評価
（１）企業固有価値（ESV）／フェア・バリュー
（２）キャッシュフローの額と時期の測定
（３）リスクと不確実性の調整
（４）市場価値マージン
（５）割引率
（６）オプション・プライシング技術を使用した保証債務の評価

５．保険契約負債の時価評価の具体的検討
（１）日本の商品に固有の論点
（２）保険契約負債の試算例
（３）欧州保険会社の影響度調査

６．実務的な対応
（１）商品の収益性と保証軽減の戦略
（２）資本／ソルベンシー比率の規制
（３）経営状況の評価と報告

７．質疑応答

※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい

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