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IFRS第17号「保険契約」が国内保険会社に与える影響と対応策

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2017-12-19(火) 9:30~12:30
講師
新日本有限責任監査法人
山野 浩 氏 金融事業部 パートナー
EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社
川﨑 俊彦 氏 マネジングディレクター

【山野 浩 氏】
1998年太田昭和監査法人(現新日本有限責任監査法人)入所以来、金融機関向けを中心に18年以上の会計監査、コンサルティング経験を持つ 保険会社含むIFRS導入支援業務に従事 日本公認会計士協会のIFRS保険会計の勉強会メンバー、Ernst&Young (EY) Finance,Risk&Actuarial Change GroupのJapan leaderを務める 公認会計士

【川﨑 俊彦 氏】
国内生命保険会社に勤務し、商品開発、算出方法書の作成、当局折衝、決算業務等を担当 アーンスト&ヤング グローバル フィナンシャル サービス(株) (後に、組織変更により、アーンスト&ヤング フィナンシャル サービス(株) )に勤務し、日本基準、米国基準、IFRS基準による監査サポート、生命保険会社のM&Aに係るアドバイザリー業務、デューデリジェンス、USGAAP導入プロジェクト、エンベディッド・バリュー導入プロジェクト、変額年金の最低保証責任準備金計算モデルの開発サポートなどに従事 日本アクチュアリー会正会員

概要 2017年5月にIASBからIFRS17「保険契約」が公表されてから、半年以上が経過しました。さらに、IASBは、9月にIFRS17の移行上の論点を議論するTransition Resource Group (TRG)を組成しました。IFRS第17号は、2021年1月1日以降開始事業年度からの適用が求められています。IFRS17は、先に公表されたIFRS9「金融商品」と合わせて、保険会社の財務報告のみならず、業務システム、リスク管理、業績指標等に大きな影響を与えると予想されます。本セミナーでは、IFRS17の内容を概観した上、公表後における国内外での議論の状況および主に海外での先行プロジェクトの状況を解説します。これを踏まえて、この歴史的な会計基準の大変動が、実務面や投資家への情報提供に関して、日本の保険会社へ及ぼす影響を考察します。
セミナー詳細 1.IFRS17の概観
(1)公表に至る経緯
(2)IFRS17の概要

2.公表後の動向
(1)TRGの状況
 (a)現在までの議論の状況
 (b)今後の展望
(2)欧州の状況
 (a)各国の反応
 (b)EUエンドースメントプロセスの状況と見通し
(3)米国の状況
 (a)IASBとFASBの方向性
 (b)USGAAP改定案の概要とIFRS17との主な違い
(4)その他
 (a)日本の状況
 (b)アジアの状況

3.日本の保険会社への影響
(1)会計基準適用上の論点
 (a)想定される財務インパクト
 (b)想定される日本特有の論点
(2)業務への影響
 (a)IFRS17適用に向けたアプローチ
 (b)業務・システム等のインフラ整備
 (c)IFRSの下でのALM管理
(3)投資家への影響
 (a)IFRS17へのアナリストの反応
 (b)代表的業績指標等への影響

4.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
補足事項 ※ご同業の方からのお申し込みはお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。 

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