生命保険会社の信用リスク投資戦略

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生命保険会社の信用リスク投資戦略

本セミナーは終了致しました。

受講区分	会場
開催日時	2002-09-26（木）　13:30～16:30
講師	日本生命保険財務企画部　課長徳島　勝幸　氏

セミナー詳細	日本の金融市場においては、低金利が長期間にわたって継続し、株価も低迷を続けている。このような状態は、経済全体の潜在成長力が大きく低下しているからに他ならない。右肩上がりの成長を前提にした従来のビジネス・モデルは、既に限界に至ったと見るべきである。複数企業の破綻を経て、資産運用会社としての在り方を問われている生命保険会社の投資戦略は、今こそ従来的な発想から離れた新しいパラダイムを必要としている。このセミナーでは、間接金融から直接金融への緩やかな流れの中で、まず、古くて新しい収益獲得手段である信用リスク投資戦略に関する考え方と市場の見方について触れていきたい。次に、投資方針や投資体制・リスク管理について述べ、今後の生命保険会社の資産運用について一つの方向性を提示したい。講義詳細１．信用リスクと格付けの見方（１）信用リスクとその見方（２）外部格付けと社内格付け（３）リスク・フリー資産としての国債信用力２．信用リスクに関する主な市場（１）間接金融としての融資（２）社債市場の現状（３）財投機関債の登場と地方債（４）証券化とクレジット・デリバティブ３．銀行に対する与信の問題（１）劣後投融資と相互持ち合い（２）金融債と銀行社債　（３）持株会社の信用力４．保険会社の投資方針の革新（１）バランス運用からマッチング運用へ（２）時価会計の導入とその影響５．保険会社の信用リスク投資体制（１）市場金融型か債券投資型か（２）審査体制の充実（３）統合的な与信リスク管理の確立６．今後の課題（１）海外の信用リスクへの対応（２）インサイダー規制とコンプライアンス７．質疑応答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい

セミナー詳細

日本の金融市場においては、低金利が長期間にわたって継続し、株価も低迷を続けている。このような状態は、経済全体の潜在成長力が大きく低下しているからに他ならない。右肩上がりの成長を前提にした従来のビジネス・モデルは、既に限界に至ったと見るべきである。複数企業の破綻を経て、資産運用会社としての在り方を問われている生命保険会社の投資戦略は、今こそ従来的な発想から離れた新しいパラダイムを必要としている。このセミナーでは、間接金融から直接金融への緩やかな流れの中で、まず、古くて新しい収益獲得手段である信用リスク投資戦略に関する考え方と市場の見方について触れていきたい。次に、投資方針や投資体制・リスク管理について述べ、今後の生命保険会社の資産運用について一つの方向性を提示したい。

講義詳細
１．信用リスクと格付けの見方
（１）信用リスクとその見方
（２）外部格付けと社内格付け
（３）リスク・フリー資産としての国債信用力

２．信用リスクに関する主な市場
（１）間接金融としての融資
（２）社債市場の現状
（３）財投機関債の登場と地方債
（４）証券化とクレジット・デリバティブ

３．銀行に対する与信の問題
（１）劣後投融資と相互持ち合い
（２）金融債と銀行社債　
（３）持株会社の信用力

４．保険会社の投資方針の革新
（１）バランス運用からマッチング運用へ
（２）時価会計の導入とその影響

５．保険会社の信用リスク投資体制
（１）市場金融型か債券投資型か
（２）審査体制の充実
（３）統合的な与信リスク管理の確立

６．今後の課題
（１）海外の信用リスクへの対応
（２）インサイダー規制とコンプライアンス

７．質疑応答

※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい

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