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改正PFI法に関連する近時の展開とPFI事業向けファイナンスの契約実務の基礎

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2014-07-17(木) 13:30~16:30
講師 ベーカー&マッケンジー法律事務所
小林 努 弁護士

1998年東京大学法学部卒業 2010年ペンシルバニア大学ロースクール修了(LL.M.)弁護士になる前は、株式会社東京三菱銀行(現、株式会社三菱東京UFJ銀行)にて勤務 04年弁護士登録 プロジェクトファイナンス、PFI、買収ファイナンス、不動産ファイナンス、証券化・流動化等のストラクチャードファイナンス案件に従事し、特にPFI案件については、大学その他学校施設、病院、議員会館、衛星関連施設等の多数の案件に関与 株式会社三井住友銀行の英国現地法人に出向して欧州における再生可能エネルギー関連のプロジェクトファイナンス案件に関与した他、株式会社新生銀行に出向して銀行法務全般に従事した経験を有する プロジェクトファイナンス関連の講演実績多数 著作物として「World Legal & Business Guide No.3 イギリス」(共著、Business Law Journal)等

概要 厳しい政府の財政状況の中、高度成長期に建設された老朽化インフラ対策としてPFIの手法が注目を集めている。その根拠法令たるPFI法は施行以来14年が経過し、400件以上(事業規模にして合計4兆円以上)の案件実績があるが、平成23年のPFI法改正により、民間事業者に公共施設等の運営権を設定するいわゆるコンセッション型のPFI事業も可能となった。近時のコンセッション・ガイドラインの制定や民活空港運営法の施行等により、その実施を可能にする環境も整いつつあり、実際に仙台空港の運営事業の実施方針や、下水道コンセッション・ガイドライン等も公表されている。
本セミナーでは、PFI事業の今後の展開に備えて、PFI事業に対するファイナンスをテーマに基礎から解説を行うものである。コンセッション型PFI事業の概要やその論点といった近時のトピックの解説を行った上で、従来からのサービス購入型(延べ払い型)PFI事業向けのファイナンスを基本として説明しつつ、可能な範囲でコンセッション型において生じ得る相違点についても触れる予定である。
セミナー詳細 1.PFI事業の概要

2.コンセッション型PFI事業に関する近時の展開
(1)平成23年PFI法改正の概要
(2)基本方針、コンセッション・ガイドライン
(3)民活空港運営法の概要
(4)仙台空港スキーム、下水道コンセッション・ガイドラインの想定スキーム
(5)コンセッションに関する論点

3.官民連携インフラファンド法(平成25年PFI法改正)の概要

4.サービス購入型PFI事業向けファイナンスの契約上の留意点
(1)プロジェクト・ファイナンスの概要
(2)プロジェクト関連契約に関する留意点
(3)ファイナンス関連契約に関する留意点
(4)担保設定方法(セキュリティパッケージ)と実行方法(ステップイン)
(5)コンセッション型PFI事業における相違点

5.質 疑 応 答  ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい
補足事項 ※ご同業の方からのお申し込みはお断りさせて頂く場合がございますので、ご了承ください。 

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