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シンセティックCDOの法務≪基礎編≫

~信託ABLスキームを題材として~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2014-07-04(金) 13:30~16:30
講師 森・濱田松本法律事務所
パートナー
江平 享 弁護士

1996年東京大学法学部卒業 96年~98年㈱日本長期信用銀行(当時)勤務 2002年弁護士登録 07年コロンビア大学ロースクール卒業 07年~08年ロンドンのAllen & Overy LLPのDerivatives & Structured FinanceとSecuritisationの各グループにて執務 12年1月~12月金融庁検査局総務課専門検査官 ニューヨーク州弁護士、公認不正検査士(CFE) 主な取扱分野は、デリバティブ、証券化・流動化、ファンド等各種ファイナンス取引と金融規制・コンプライアンス関連業務 著作として「債権法改正と銀行実務 貸付債権の管理・回収に関する留意点」ビジネス法務 vol.14 No.4(14年2月)、『Q&Aそこが知りたいこれからの金融モニタリング』きんざい(13年12月)(単著)、「Security trust and parallel debt - how to create security in Japan for a group of creditors」The Euromoney Asia-Pacific Capital Markets Handbook 2010、『米国会社法』有斐閣(09年)(共著)など多数

概要 クレジットデリバティブを利用した証券化・流動化取引であるシンセティックCDO(Collateralized Debt Obligation)は、近年では信託に対するABL(Asset Backed Loan)の形をとったクレジットリンクローンとして、国内でも多数組成されています。かかる商品の販売やかかる商品への投資に当たっては、クレジットデリバティブ特有のコンセプトや仕組み(決済方法等)を十分理解した上で、留意すべきポイントを整理しておくことが重要となります。
そこで、本セミナーでは、クレジットデリバティブの基本やシンセティックCDOの仕組みとリスクについて基礎からわかりやすく解説するほか、信託ABLスキームを題材として、関連法令とその実際の適用、ドキュメンテーションのポイント、これまでに国内外で議論された実務上の論点や最近の動向などについてもお話いたします。
金融技術コース≪基礎編≫として、これから関連業務に携われる方にも安心して受講していただけるようかみ砕いた解説を心掛けます。また、すでに実務経験をお持ちの方にとっても、知識の体系化や法律上・契約上の留意点の再確認ができる内容とする予定です。
セミナー詳細 1.シンセティックCDOとクレジットデリバティブの基礎知識
(1)シンセティックCDOの各種スキーム
(2)各種コンセプトとクレジットイベント発生時の手続

2.リスクの所在と実務対応
(1)参照組織のデフォルト
(2)カウンターパーティーのデフォルト
(3)担保資産のデフォルト
(4)信託・信託受託者・発行体のデフォルト

3.関連法令と実務対応
(1)金融商品取引法における整理
(2)各当事者に対する業規制等
(3)インサイダー取引規制と実際
(4)その他

4.ドキュメンテーションのポイント
(1)ISDA定義集対応
(2)信託対応
(3)その他

5.質 疑 応 答  ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい
補足事項 ※ご同業の方からのお申し込みはお断りさせて頂く場合がございますので、ご了承ください。 

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