システム開発プロジェクトを巡る紛争処理の誤解 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2013-11-13(水) 13:30~16:30 |
講師 |
弁護士法人内田・鮫島法律事務所 伊藤 雅浩 弁護士 1996年名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻修了。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)等にて、 ERPパッケージソフトの導入、基幹系情報システムの企画、開発のプロジェクトマネジメントに従事。2007年一橋大学法科大学院卒業、08年弁護士登録。主にソフトウェア、ネット、システム開発に関する法律問題を担当している。 |
概要 | スルガ銀行と日本IBM間の紛争、みずほ証券と東証の紛争など、近時は大規模なシステム開発、運用に関わる紛争について裁判所の判断が相次いでおり、システム開発・運用にかかわる紛争処理に対する関心が高まっている。他方で、指針となる法令、判例も多くないことから、実務において多くの誤解が生じ、それによって紛争予防の機会を逸したり、解決まで長期化するということも生じている。本セミナーでは、典型的な争点と、それに関するありがちな誤解を紹介しつつ、システム開発・運用に関する紛争のポイントを解説する。 |
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セミナー詳細 |
1.はじめに (1)システム開発に関する紛争の概要 (2)近時の判例概観(スルガ銀行・日本IBM事件、みずほ証券誤発注事件等) 2.契約交渉に関する誤解 (1)提案書記載の金額、納期で最後まで開発がコミットされているか (2)契約締結前に行われた作業に対する報酬は発生しないか 3.プロジェクト実施中の誤解 (1)ユーザからの要件提示が遅れれば、ベンダに遅滞責任は生じないか (2)バグがあれば代金請求権は生じないか (3)仕様変更・工数増加について、追加報酬は発生しないか (4)中断した場合、上流工程の支払済み報酬の返還は求められないか 4.システム運用に関する誤解 (1)クラウドサービスは常に最新の環境に合わせて動作することが保証されるか (2)免責条項があれば障害時の責任を問うことはできないか 5.紛争対応の誤解 (1)システムの専門家でない裁判所は紛争解決機関として適切ではないか (2)議事録、メールなどは重要な証拠になるか 6.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい *講演当日は最新の情報をお話しいたします |
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