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ヤフーによる金融事業への後発参入戦略

~攻勢をかける事業の選択・集中とシナジー追求~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2013-10-25(金) 13:30~16:30
講師 経営企画研究所
代表
丹羽 哲夫 氏

1971年関西大学法学部卒。長銀総合研究所 主席研究員を経て現在経営企画研究所代表。建設省、通産省の委員会委員歴任。著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数。専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新。

概要 検索エンジン最大手のヤフーは、関連するネット事業を多数抱えている。検索エンジンを集客の入り口として巨大な事業生態圏を形成することを志向している。必然的に、EC事業のテコ入れと並行して、2012年にセントラルサービスカンパニーを新設し、金融事業を多面的に展開する動向を示している。
SBIグループのネット総合金融会社とは異なるアプローチで展開し、目指す未来像は異なる。特に、異業種最強タッグによる本業の選択と集中は、楽天の金融事業と競合していく。
未来像を実現していくため既出資のネット銀行やFX事業の拡大などから、今後の戦略展開を予測する。展開金融事業の競争力と他の金融業態への後発参入戦略の分析を進める。これらの分析・予測を通じて各金融業態各社への影響を推測し、今後の戦略に取り入れられる内容である。
セミナー詳細 1.NO1検索エンジンによる展開事業再構築
(1)社長交代と爆速経営への転換
(2)競争優位な検索エンジン
(3)総花事業の選択と集中
(4)EC(電子商店街)事業活性化
(5)加速するM&A

2.SBIグループと異なるビジネスモデル
(1)バリューチェーンとの関係
(2)ネット技術の進歩と取り込む金融業務
(3)ネット&リアルの使い分け
(4)SBIグループと異なる戦略

3.競合する楽天グループとの関係
(1)共通する日常消費とライフイベント
(2)膨大な会員数と多頻度のアクセス
(3)拡大する事業群と事業ごとの競争優位
(4)ヤフーの強みと弱み
(5)ヤフーが目指す「強みを事業機会へ」

4.ヤフーグループにおける今後の戦略オプション
(1)想定される戦略オプション
(2)銀行関連事業
(3)証券事業
(4)保険事業

5.銀行関連事業の競争力と今後の予測
(1)銀行関連事業のセグメントとライバル
(2)銀行の競争力と今後の予測 
(3)既存銀行への影響
(4)クレジットカードへの参入確率予測 
(5)クレジットカード会社への影響
(6)ポイントカードの競争力と今後の予測 
(7)ポイントカード会社への影響  

6.証券事業の競争力と今後の予測
(1)FXの競争力と今後の予測
(2)既存FX業者への影響
(3)証券事業のセグメントとライバル
(4)株式への参入確率予測
(5)投資信託への参入確率予測
(6)既存証券会社への影響 

7.保険事業への参入確率予測
(1)生命保険のセグメントとライバル
(2)生命保険への参入確率 
(3)既存生命保険会社への影響
(4)損害保険のセグメントとライバル 
(5)損害保険への参入確率
(6)既存損害保険会社への影響

8.質 疑 応 答  ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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