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航空機ファイナンスの実務と法的論点≪実践編≫

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2013-08-06(火) 13:30~16:30
講師 クリフォードチャンス法律事務所外国法共同事業
パートナー
鈴木 秀彦 弁護士

井門 慶介 弁護士

【鈴木弁護士】
1982年早稲田大学法学部卒。83年早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了。87年同博士課程中退。89年弁護士登録。93年-96年 最高裁判所司法研修所所付弁護士(民事弁護実務)。2002年からクリフォード チャンス法律事務所パートナー。06年-08年最高裁判所司法研修所民事弁護教官。弁護士登録後からジャパレバ案件、政府系金融機関の海外融資案件等多数の国際ファイナンス案件に関与。JALの会社更生事件にも政府系金融機関の代理人として関与。主な業務分野は、ECAファイナンス、航空機ファイナンスを中心としたアセットファイナンス、プロジェクト・ファイナンス。

【井門弁護士】
2003年京都大学法学部卒業。04年弁護士登録、クリフォードチャンス法律事務所へ入所。大手都銀コンプライアンス部への1年間の出向の後、08年英国ウォーリック大学(University of Warwick)にてロースクール(LL.M)修了。その後、日系総合商社ロンドン支店での勤務を経て、クリフォードチャンス香港オフィスに異動、同香港オフィスにて約1年半の間専属的に航空機リース案件に従事する。現在はクリフォードチャンス法律事務所外国法共同事業に所属。主な業務分野は国内外の航空機ファイナンスを中心としたアセットファイナンスおよびその他のファイナンス取引全般。

概要 近時、ローコストキャリア(LCC)の就航や、大手航空会社による新規機材の導入など、航空機関連のニュースが新聞・雑誌を賑わしており、航空機に関する取引への関心が非常に高まっています。他方、米国・欧州の信用不安により海外の金融機関によるファイナンスの供給量が減少している中で、日本の金融機関やリース会社等が国内外を問わず航空機リース取引に積極的に参入していくケースが増えています。航空機リース取引は、複雑な取引スキームを利用したクロスボーダー取引となることが多く、リース取引の仕組みから海外の法制度に至るまで、幅広い高度な専門的知識が必要とされます。そこで本講演では、かかる幅広いニーズに応えるため、航空機ファイナンスの理論的、実務的な論点について、基礎編と実践編の二回に分けて解説いたします。第二回目の実践編は、より発展的な取引類型ごとに、その取引特有の留意点や法的論点について解説いたします。また、最近注目を集めているECA保証付案件、航空機リースの証券化スキーム、担保権の国際的な登録制度に関するケープタウン条約等についても順次解説いたします。
セミナー詳細 ※ご同業の方からのお申し込みはお断りさせて頂く場合がございますので、ご了承ください。

【特別割引:基礎編+実践編セット価格】 1名につき 60,000円(消費税・参考資料代を含む)

1.発展的なリース取引のスキームの概要
(1)PDP(Pre-delivery payment)ファイナンス
 (a)PDPファイナンスの概要
 (b)PDPファイナンス特有の論点
(2)ECA保証付リース
 (a)Export Credit Agencyの紹介
 (b)ECA保証付案件の概要
(3)航空機リースの証券化スキームの紹介
(4)エンジンリース

2.ケープタウン条約
(1)ケープタウン条約の概要 
(2)実際の案件における条約の適用場面、契約書上の手当て

3.近時の論点 
 ~FATCA

4.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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