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航空機機体・エンジンを対象とするファイナンス取引の法務≪実践編≫

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2013-06-06(木) 13:30~16:30
講師 西村あさひ法律事務所
パートナー
渋川 孝祐 弁護士

1998年東京大学法学部卒業。2006年ニューヨーク大学ロースクール卒業(LL.M.)。00年弁護士登録(第一東京弁護士会)。07年ニューヨーク州弁護士登録。航空機ファイナンス、船舶ファイナンスを中心とするアセット・ファイナンス取引、不動産流動化取引、買収ファイナンス取引その他のファイナンス案件を数多く手懸ける。開発途上国向け輸出金融等のクロスボーダー案件も多く取り扱っている。金融取引分野に関する講演多数。著作として「裸傭船取引の借主倒産時における裸傭船契約の取扱い」(海事法研究会誌、2010年8月号)など。

概要 近年のローコストキャリアの就航、各航空会社による新規機材の導入、国産ジェット機の開発などにより、我が国の航空産業は注目を浴びており、各金融機関等においても航空機を対象とするファイナンス取引に対する関心が非常に高まっている。また、航空機エンジンのみを対象とする取引も増加傾向にある。一方で、航空機機体・エンジンを対象とするファイナンス取引は、複雑なストラクチャーが組まれるものが多く、また、ほぼ必然的にクロスボーダーの取引となるため、取り組みには一定の専門的知識が不可欠となる。本講演は、我が国における批准も検討されているケープタウン条約の概要も含め、航空機機体・エンジンのストラクチャードファイナンス取引において必須となる知識について概説するものである。
セミナー詳細 1.航空機ファイナンスのストラクチャー
(1)日本型オペレーティングリース取引(JOL)
(2)シンセティックリース取引
(3)純粋なオペレーティングリース取引
(4)航空機リース取引の証券化の可能性
(5)航空機エンジンを対象とする取引

2.航空機ファイナンスにおける担保
(1)航空機抵当
(2)リース契約上の権利譲渡
(3)保険金請求権譲渡
(4)瑕疵担保請求権譲渡
(5)航空機エンジンを対象とする担保権

3.ケープタウン条約の概要
(1)趣旨・構成
(2)主要な規定の概説

4.我が国倒産法における航空機ファイナンスの取り扱い
(1)レッシー倒産時の取り扱い
(2)レッサー倒産時の取り扱い

5.航空機ファイナンスにおけるドキュメンテーション上の留意点
(1)リース契約
(2)ローン契約

6.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい


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