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金融業界のための若者マーケティング

~定量データにもとづく価値観や金融行動の分析~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2013-05-31(金) 13:30~16:30
講師 株式会社ニッセイ基礎研究所
生活研究部門 研究員
久我 尚子 氏

生活研究部門 研究員
井上 智紀 氏

保険研究部門 研究員
村松 容子 氏

【久我氏】
早稲田大学大学院(工学)、東京工業大学大学院修士課程修了(学術及び技術経営)。株式会社NTTドコモを経て2010年株式会社ニッセイ基礎研究所入社。現在、生活研究部門研究員。専門は消費者行動、ITメディアマーケティング、金融マーケティング。

【井上氏】
筑波大学大学院ビジネス科学研究科修了(経営学)。2004年株式会社ニッセイ基礎研究所入社。現在、生活研究部門研究員。専門は金融マーケティング、消費者行動、少子高齢社会。

【村松氏】
京都大学大学院修士課程修了(理学)。2003年株式会社ニッセイ基礎研究所入社。現在、保険研究部門研究員。専門は金融マーケティング、共済制度コンサルティング、保険数理。

概要 現在の若年層はクルマ離れやアルコール離れ、高級ブランド品離れなどといわれるように、かつての若者たちが好んでいたものを必ずしも好まなくなっている。また、インターネットの爆発的な普及やスマートフォンの利用拡大によってマスメディア離れも進んでいる。これらの背景には若年層を取り巻く厳しい経済環境や消費社会の成熟化、恋愛・家族形成にみられる価値観・ライフスタイルの変化がある。これらの変化により若年層へのアプローチには苦心する業界も多い。しかし、金融業界では若い時代からの顧客関係が長期に渡って継続されることも多く、若年層の獲得は今後のマーケティング戦略を考える上で重要な鍵となっている。本セミナーでは、公的機関等のデータを用いて若年層の概況を解説した後、ニッセイ基礎研究所により平成24年度に実施された20~30代を対象とした調査や経年実施の生命保険加入実態調査などから得られた定量データにもとづいて、若年層の消費行動や生活設計状況、具体的な金融商品の加入実態や加入プロセスについて解説する。なお、本セミナーでは若年層として20~30代に焦点をあて、分析内容によって未既婚などの属性で分解し詳細に捉えていく。
セミナー詳細 1.若年層の概況
(1)恋愛・結婚
  ~恋愛離れと未婚化・晩婚化 
(2)雇用・所得
  ~厳しい雇用情勢と将来の社会保障不安    
(3)ライフスタイル
  ~高い生活満足度の裏にあるものは?

2.若年層の消費行動
(1)一般商品・サービスの購買行動
  ~5つの志向の存在
(2)一般商品・サービス購入時の比較検討観点
  ~5つの観点の存在

3.若年層の生活設計
(1)将来の生活不安
  ~どのような不安をどのぐらい感じているか
(2)生活設計の状況と経済的な準備
  ~ライフステージや親との同居による違い

4.若年層の金融行動
(1)貯蓄・投資意識と金融行動
  ~金融・保険に関する若年層の意識・行動を概観 
(2)若年層の金融・保険との接点
  ~多様化する顧客接点への若年層の志向
(3)生保加入プロセスの多様性
  ~若年層へのアプローチの可能性を探る

5.まとめ

6.質 疑 応 答  ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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