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2013年度の消費者信用市場の変革

~激変する市場の変革を読み解くためのキーワード~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2013-04-12(金) 13:30~16:30
講師 一般社団法人 金融財政事情研究会
月刊『消費者信用』編集長
浅見 淳 氏

1960年生まれ。83年社団法人金融財政事情研究会に入社。以後「週刊 金融財政事情」「月刊 消費者信用」の編集部に在籍し、リテール金融、ノンバンク分野を主なフィールドにし取材活動を続けている。89年より4年間、「月刊 消費者信用」の編集長を務めた後、「週刊 金融財政事情」に移り、2001年、同誌の編集長に就く。03年4月から、ふたたび「月刊 消費者信用」の編集に携わる。30年間、消費者信用産業と銀行のリテール部門をフィールドに取材活動を続けている。

概要 2013年度は、消費者信用、ペイメント・サービスの分野において、大きな変化が起きる年になります。シンクライアント型のマルチ端末、NFCモバイル決済の導入により、決済のインフラが一新され、ペイメント・サービスがますます多様化します。一方、スマートフォンをカード端末化するソリューションの提供を通じて、通信キャリア、ショッピングモールを運営するネット事業者などがペイメント・サービスでのプレゼンスを高めており、クレジットカード市場における競争環境は一変します。異業種参入はカード業界にパイの拡大をもたらしますが、半面、決済の安全性を巡る議論を引き起こす可能性があり、ペイメント関連法制の見直し論議を活発化させるでしょう。消費者金融市場は、2013年度中にも残高が底入れする一方、夏以降、規制見直しの機運が高まっていくと予想されます。さまざまなキーワードを基に、消費者信用市場の将来を展望します。
セミナー詳細 1.シンクライアント型マルチ端末
(1)クラウドコンピューティングがもたらす可能性
(2)公衆回線・専用回線からインターネット通信へ
(3)マルチ端末と決済・送客モデルの多様化 

2.NFCモバイル決済
(1)実用化までの動き
(2)具体的な決済スキーム
(3)普及の可能性

3.異業種の参入
(1)NFCモバイル(通信キャリア)
(2)スマートフォンの決済端末化ソリューション(ネット事業者、通信キャリア)
(3)ID紐付け型決済のリアルへの進出(ネット事業者、ペイパル)
(4)iDのPayPass対応の衝撃と示唆
(5)ID紐付けの最終形~顔パス決済~

4.覇権争い
(1)山頂を攻める3ルート(カード、デバイス、O2O)
(2)リソース補完戦略による優位性確保
(3)国生み型合従連衡の可能性

5.決済サービス規制
(1)決済の多様化と消費者問題
(2)現行の決済法制の限界
(3)割賦販売法見直しの可能性
(4)資金決済法見直しの可能性

6.消費者金融市場の反転
(1)過払金返還請求の現状と今後の予測
(2)残高の底入れ・反転時期 
(3)資金需要が戻りつつある市場の実勢
(4)各プレーヤーの動向 
(5)消費者金融会社の考えうる戦略

7.貸金業規制の再見直し
(1)総選挙後の勢力見取り図
(2)再改正の可能性

8.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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