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金融機関の内部監査態勢の高度化≪金融内部監査シリーズ 中級者向け≫

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2013-01-09(水) 13:30~16:30
講師 有限責任監査法人トーマツ
シニアマネジャー
石塚 岳 氏

1979年京都大学法学部卒業、大手邦銀に入行。市場国際部門、英国証券現地法人及び本邦証券子会社で引受業務、デリバティブ商品等開発・営業に従事する等投資銀行業務を長く経験。その後内部監査部門で本部・関連会社監査態勢整備のプロジェクト担当、本部関連会社監査を長く経験。05年にトーマツ入所後は、特に大手行や地域金融機関へのコンプライアンス態勢支援や、内部監査の品質評価・構築支援を担当。著書として『内部監査高度化のすべて』(共著、金融財政事情研究会、10年)。公認内部監査人(CIA)。

概要 金融機関において内部監査部門への期待が高まる中、多くの金融機関の内部監査部門では態勢の高度化・効率化、組織貢献(ADD VALUE)の向上に向けた取組が行われている。本講では、多くの金融機関の内部監査部門へのコンサルティングに従事している講師が、ベストプラクティスを含む他金融機関での新たな取組みについて実務に即した説明を行う。本講義は、内部監査部門の役職者、企画担当者ないしは実際に内部監査業務に従事している担当者を対象に、今後の実務に携わるうえでの前提知識の習得、若しくは、知識の再確認とレベルアップに資することを目的とする。
セミナー詳細 1.金融機関の内部監査部門の最近の動向について
(1)内部監査部門から取締役会への報告のあり方と充実
(2)本部施策を対象とした内部監査の実施
(3)フォワード・ルッキング・アプローチの具体的な適用

2.内部監査態勢の高度化
(1)組織・規程 
 ~独立性・客観性・専門性の確保のためのポイント
(2)監査種類
 ~「テーマ別監査」と「部署別監査」の特徴
(3)リスク・アセスメント 
 ~テーマ別監査の充実に伴うリスク・アセスメント手法の変化・高度化
(4)オフサイト・モニタリング
 ①担当者配置、モニタリング対象 記録、情報共有、定期的な評価
 ②データを活用したモニタリング
(5)内部監査計画
 ①重点項目の選定と監査への反映
 ②内部監査計画と監査実施計画の記載の棲み分け
 ③テーマ別監査の充実に伴うリスク・アセスメント手法の変化・高度化

3.個別監査の高度化
(1)事前準備
 ①事前準備期間・準備の進め方
 ②監査プログラムの整備上のポイント
(2)往査実施
 ①往査中の監督と進捗ミーティング
 ②指摘事項のレベルアップに向けた工夫
(3)監査報告
 ~監査報告書の記載方法のレベルアップに向けた工夫
(4)指摘フォローアップ
 ~被監査部署のリスクを軽減するための工夫

4.質 疑 応 答  

※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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