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証券・資金決済システム改革の行方

先行するアジアの決済システム改革、金融ビジネスのアンバンドリングの展望
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2005-05-11(水) 13:30~16:30
講師 UFJホールディングス経営企画部調査役
UFJ銀行事務企画部 兼 市場国際統括部調査役
UFJ銀行エコノミスト
UFJ総合研究所アドバイザー
東京大学大学院MOT教官
宿輪 純一 氏

63年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部出身。87年富士銀行(現みずほ銀行)入行。ディーリング部門、海外勤務などを経て、98年に三和銀行(現UFJ銀行)に移籍。企画部などを経て現職。専門は、金融・決済、企業戦略、国際経済・マクロ経済、映画評論。ASEAN+3アジア債券市場イニシアティブ外為・決済システムワーキンググループ主査。世界決済フォーラムSWIFT SIBOS 2004アジア代表スピーカー。財務省「ASEANの為替制度と域内金融機関の発展に関する研究会」、経済産業省「グローバル財務研究会」他委員。NHK、TV東京、日経CNBCのTVコメンテーター。04年2月に、『決済システムのすべて(第2版)』(東洋経済新報社)を上梓。その他、主要著書として、『円安vs円高―どちらの道を選択すべきか』(東洋経済新報社)、『社長になる人のための経済学-経営環境、リスク、戦略の先を読む』、『マネークライシス・エコノミー』(共に日本経済新聞社)。アジア債券市場に関する取り組みにより、中国人民銀行より表彰、UFJ銀行栄誉賞を受ける。

概要 日本の金融も市場システム自体も、大きく変わろうとしている。特に決済システムの分野は、改革プログラムにのっとり、済々と進んでいるものの、その先の展開について、先進的なアジアや世界の情勢を踏まえ、予想する。
最新のアジア金融と決済システム改革と本邦のそれへの影響、必須な金融機関経営の変化、個別の新たなプロジェクトの動きについても解説する。
セミナー詳細 1.大きな金融改革の流れ
  (1)電子化+ペーパレス化  
  (2)国債管理政策の強化
  (3)アジア金融の進展と後塵を這う日本金融(決済)

2.先進の東京証券取引所の戦略
  (1)無券面化
  (2)電子投票
  (3)アジア証券取引所提携

3.本邦証券決済システム改革
  (1)決済機関(CSD):新保振の開発、日銀ネットの高度化
  (2)清算機関(CCP):JGBCCの開業、JSCCの改革

4.本邦資金決済システム改革
  (1)大口決済システムの行方、
  (2)電子化:電子CP、電子手形、チェックトランケーション、電子マネー

5.アジアの金融改革
  (1)最先端の香港の決済システム
    (香港ドル、ユーロ、ドルの3通貨資金証券決済)
  (2)アジア発のRTGSPlus型決済システムのシンガポールへの導入(MEPSPlus)
  (3)ASEAN+3アジア債券市場イニティアティブと「汎東アジア決済システム」改革
  (4)汎アジア証券取引所PAFFY計画

6.金融機関の戦略的対応
  (1)証券
  (2)銀行

7.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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