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「基本指針」や「監督指針」に照らした金融機関の内部監査機能高度化を考える

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2006-02-14(火) 13:30~16:30
講師 あずさ監査法人
FMG事業部 アソシエイトパートナー
内 聖美 氏

83年大手邦銀に入行。日本及び米国で市場リスク運営・管理関連業務のほか、信用リスク・流動性リスク・事務リスク等の主要リスク管理に係る態勢構築・高度化、統合的なリスク管理態勢構築に従事。99年朝日監査法人(現 あずさ監査法人)入社。主に金融機関を対象とした内部管理・リスク管理態勢構築・高度化、内部監査機能の高度化に係るアドバイザリー業務に従事。統合リスク管理態勢の構築から信用・市場関連・流動性・オペレーショナルといった個別主要リスク分野についての構築・高度化、内部監査関連では、監査実施支援・態勢高度化支援に加え、教育研修プログラムの開発・実施支援、監査の品質管理体制構築支援等まで、幅広いサービスを提供。その対象もメガバンクグループをはじめ、信託銀行・系統金融機関・政策金融機関・地方銀行・第二地方銀行・外国銀行・信用金庫・証券会社・保険会社と、金融機関全般にわたる。また、地銀協・第二地銀協・国際銀行協会・日本監査役協会・金融財政事情研究会や個別金融機関の経営会議等における研修講師をはじめ、講演・セミナー、執筆活動など多数。金融財政事情研究会における金融機関内部監査人養成スクールの講師も担当。主な著書として、『金融機関内部監査の実務』(共著、金融財政事情研究会)ほか。

概要 金融庁が策定・公表している「金融検査に関する基本指針」、「監督指針」、「評定制度」、対応を求められている「代表者 確認書制度」、「オペレーショナル・リスク規制」等々、金融機関の経営管理・内部統制のあり方についてのさまざまな観点が示されているが、いずれにおいてもきわめて重要な要件として位置づけられているのが、内部監査機能である。
本講演では、ともすれば統一的な視点による整理を行なわずに個別の課題として認識されがちなこういった観点の内容を整理しながら、求められている内部監査機能とは何なのか、現状と期待される機能とのギャップは主にどこにあるのか、改善・高度化にどのように取組んでいくべきなのか、について具体的に検討する。
セミナー詳細 1.金融機関の経営管理・内部統制のあり方を巡るさまざまな観点の整理
   ・監督当局の問題意識の想定
    ~「金融検査に関する基本指針」「監督指針」「評定制度」「オペレーショナル・リスク規制」
       「代表者 確認書制度」それぞれについての位置づけの明確化と想定される監督当局の問題意識の整理
    ~内部監査機能の位置づけ

2.内部監査機能に求められていることと現状のギャップ
   ・想定される経営管理の方向性と内部監査機能
    ~内部監査機能に求められていること
   ・現状との比較において想定されるギャップ
    ~内部監査と内部統制の関係とは結局どう整理されるのか
    ~検査と監査は結局どう違うのか

3.内部監査機能高度化に向けて
   ・どの課題にどういった手順で取組んでいくか
    ~内部統制の目的と構築されている内部統制の関係の整理
    ~各内部統制と内部監査内容の関係の整理
    ~内部監査手法の見直し
    ~経営宛報告の見直し

4.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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