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金融機関の女性市場に対するマーケティング戦略

新たなアプローチとしての「女性」の投資意識調査を踏まえて
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2006-02-23(木) 13:30~16:30
講師 三井住友海上メットライフ生命保険株式会社
取締役チーフ・マーケティング・オフィサー 兼 マーケティング統括長
志村 誠一 氏

73年立教大学経済学部卒業、大正海上火災保険(現 三井住友海上火災保険)入社。同社マレーシア部長(大正マレーシア社社長)、アジア本部業務部長、東京企業業務部企画特命部長、経営企画部特命部長などを経て、02年三井住友海上シティインシュアランス生命保険(現 三井住友海上メットライフ生命保険)取締役チーフ・マーケティング・オフィサー兼販売推進部長に就任。05年10月より現職。

概要 日本版金融ビッグバンの一環として進められた証券、銀行などの金融機関における保険・年金窓販の解禁は、2002年10月に個人年金保険がその対象とされたことではずみがつき、現在の個人年金保険の市場規模は7-8兆円と言われている。
そうした環境のもと、三井住友海上メットライフ生命保険(旧 三井住友海上シティインシュアランス生命保険)はまさに銀行に個人年金保険の窓口販売が解禁された2002年10月に三井住友海上グループとシティバンクグループの合弁会社として営業を開始した。取扱商品は専ら個人年金保険である。
少子高齢化の進展に伴う老後生活資金の確保を中心として、退職後の不安に備えようとする国民の関心は今後も一層高まることが予想される。同社も、シニア層を中心とする将来への備えの必要に対するソリューションとしての「年金づくり」を、銀行や証券会社といった金融機関代理店とともに顧客に訴求した結果、2005年7月には営業開始以来約3年で変額個人年金保険の預かり資産(特別勘定残高)1兆円を超えるというスピード成長を遂げてきた。
こうした中、同社では、次の一手としてのよりきめの細かい顧客ニーズへの対応という観点から、顧客セグメント別のアプローチを模索中である。そうした試みの一環として、今般女性市場に対する市場調査を行い、この結果を今後のマーケティング戦略に反映させるべく検討を行っている。
本講演では、この調査で得られたデータをもとに、女性市場の概観を分析するとともに、今後の戦略への応用可能性に対する同社の考えを紹介する。また、ご出席者とのディスカッションも踏まえ、同社の役割も含めた今後の個人年金保険市場の方向性について検討を試みるものである。
セミナー詳細 1.はじめに ・調査のねらいと概要

2.潜在マーケットの特定可能性 ・収入、貯蓄額の分布
    ・年齢層、属性別の収入、貯蓄額の分布

3.マーケット獲得の切り口 ・年齢層、属性別の関心項目
   ・何がマーケティングの契機となるか?

4.女性の投資意識と投資行動
   ・投資商品の利用状況
   ・投資する理由、しない理由
   ・関心のある投資商品
   ・商品選定の際重視する事項
   ・投資のきっかけ

5.個人年金保険への関心
   ・老後への備えの必要性の認識
   ・備えを始める年齢
   ・具体的なアクション
   ・老後の備えとしての個人年金保険の認知度

6.女性市場へのアプローチの選択肢 ・調査データの活かし方

7.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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