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放送・映像コンテンツビジネスの契約実務

~マルチユースへの対応を含めて~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2012-09-24(月) 13:30~16:30
講師 骨董通り法律事務所
パートナー
ニューヨーク州弁護士
唐津 真美 弁護士

1993年早稲田大学法学部卒業。96年弁護士登録(第一東京弁護士会)。99年ハーバード・ロースクールLL.M.(法学修士号)取得。99年から2000年にかけて英国のFreshfields Bruckhaus Deringer法律事務所にて勤務。00年ニューヨーク州弁護士登録、現在骨董通り法律事務所パートナー。東京簡易裁判所司法委員。第一東京弁護士会法教育委員会委員長。主な取扱業務は、アート、メディア、エンターテイメント及びIT業界のクライアントに対する企業法務全般。特に著作権・商標権等の知的財産権、及び国際・国内を問わず契約交渉に関するアドバイスを数多く行う。企業向けセミナー、社内研修等の講師経験も豊富。著書・論文等:「有限責任事業組合LLPの法律と登記」(共著・日本法令)、「舞台芸術と法律ハンドブック」(共著・芸団協出版部)、「オンライン・ロー」(共訳・七賢出版)ほか

概要 次々に開発されるデジタルデバイス、対応するビジネスモデルの変化、それを追い駆け続ける法改正・・・コンテンツビジネスを取り巻く環境は日々変化しています。特に、流通メディアの多様化によって、地上波放送に代表される伝統的な流通メディアのシェアが縮小している中で、コンテンツを幅広いメディアで活用していくマルチユースは、その重要性を増す一方です。コンテンツを有効に活用しつつ後日の紛争を回避するためには、複雑な権利関係の処理が必要であり、そのために、コンテンツビジネスの各ステージにおいて、適切な契約を締結する必要があります。「適切な契約」の内容は置かれた立場や状況によって異なるので、契約書のひな型を1つ入手して使い回せば足りるというものでもありません。
本セミナーでは、権利関係が特に複雑になりがちな放送・映像コンテンツをめぐる権利や契約関係を概観した上で、コンテンツの制作と利用に関する契約書のサンプルを題材に、契約書作成上留意すべきポイントを押さえていきます。関連する法律やガイドラインにも言及します。放送・映像コンテンツを制作・利用しようという時に役に立つ、実践的なセミナーです。
セミナー詳細 1.放送・映像コンテンツのビジネスモデル概観

2.権利処理の基礎知識
 (1)コンテンツに関わる権利
 (2)コンテンツビジネスにおける契約(権利処理の視点で整理する)

3.コンテンツ制作に関する契約書作成のポイント
 (1)制作段階におけるライセンス契約のポイント(ライセンシーの立場から)
 (2)出演契約のポイント
 (3)制作委託契約
   ①制作委託契約に必須の要素 
   ②作品の権利に関する注意点
   ③公正取引委員会・総務省のガイドライン 
   ④サンプル契約書の検討

4.コンテンツ利用に関する契約書作成のポイント
 (1)パッケージ販売契約のポイント
 (2)利用段階におけるライセンス契約
   ①ライセンサーの立場から見たポイント 
   ②多様なメディア展開への対応
   ③サンプル契約書(配信ライセンス契約)の検討

5.コンテンツ関連契約をめぐるリスクと対処法

6.質 疑 応 答  

※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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