食ビジネスを巡る最新動向と今後のポイントケーススタディを交えて |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2006-07-25(火) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社ビジネスブレイン太田昭和 コンサルティング本部 クリエイティブマネジメントコンサルタント 郷 好文 氏 マーケティング・リサーチャー、新規事業企画・開発を経て、99年からビジネスブレイン太田昭和のマネジメント・コンサルタントとして、事業戦略、マーケティング戦略・企画、業務プロセス改革など多数のコンサルティング・プロジェクトに参画。著作として『業種別業界情報 2004年版』(共著、経営情報出版社、04年)、『21世紀の医療経営』(共著、薬事日報社、03年)、『ナレッジ・ダイナミクス』(編著、工業調査会、02年)等のほか、各種団体等における講演等多数。中小企業診断士。 |
概要 |
本講演は、投融資先あるいは取引先として食品業界に関連する業務のほか、食品関連企業の事業再生などに携わる実務家を含め、現在または今後、食品ビジネスに関与する実務家を対象として、最新動向を紹介するとともに、今後の食品事業に対する評価あるいは再生などにおけるポイントについて解説するものである。 第一に、食を巡る政治・経済、食品業界の最近の動向について、食料輸入、FTA、トレーサビリティ、チェーン・マネジメント、業界再編、スローな高齢化社会、食場のボーダーレス化、LOHASなどのトピックについてポイント解説を行う。 次いで、今後のキーワードとして「サバイバル」、「インターネット」、「偽装」を切り口に、事例を紹介しつつ、食品事業に対する評価あるいは再生等に向けたヒントを提示する。 |
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セミナー詳細 |
1.食を巡る政治・経済、食品業界の最近の動向 (1)地球農場の時代 ~食料輸入の主役は原材料から加工品にシフト、食品原材料が「ブラックボックス」となる恐怖、 「企画は国内、生産は海外」というハイテク業界の構図が食品業界へも波及 (2)地球食工場の時代 ~困難さを増すFTA締結とフード共栄圏、ほんとうのトレーサビリティ先進国はどこか? 原油高騰の影響(値上げの転嫁はどこへ?)、n(n-1)÷2の『FTA方程式』では自由貿易は割り切れない (3)チェーン・マネジメントの功罪 ~QR(クィック・レスポンス)という名の上流いじめ、新商品の多産多死の時代(グリコはオフィスルートで 不発商品をさばくのか?)、在庫型/通過型の流通センターから適時適温のダイレクト配送センターへ (4)川上主導から川下主導へ、さらに河川管理型の総合ビジネスへ ~総合商社と外資系ファンド主導の流通再編、、21世紀の帳合システム=RFID(ICタグ) 異業種提携の食品開発(飲料など)、健康食品・トクホ・機能性食品を切り口に異業種算入 (5)高齢化社会への転換 ~裏商店街がはやる!(ウラカシ/裏柏)、ファストフードがスローフード・チェーンになるとき、 年金食マーケット(偶数月の15日が勝負!)、まちづくり三法の功罪、 お菓子は(ふたたび近所の)お菓子屋で買う時代がきた! (6)ナカからウチに向かうフードサービス ~食場のボーダーレス化、デパ地下・ホテイチからエキナカ・高架シタへ、宅配業者が食品業大手に躍り出る日 (7)やさしさ、LOHAS、ゼロエミッション ~「からだにやさしいこと、環境にやさしいこと、でも美味しいこと」、LOHASの浸透(生活共同組合からライフ スタイル・ネットワーク組合へ)、資源保護と原油高騰(割り箸が消え、そしてMY弁当容器の時代へ?) 2.今後のキーワード「サバイバル」「インターネット」「偽装」を切り口とするケーススタディ (1)フードサービス各社の新業態への取り組み ~大手各社におけるサバイバルを賭けた新業態への取り組み、注目業態の指摘 (2)ネットと食の融合の時代 ~「デジタル・グルメ」「デジタル・レシピ(厨房機器がインターネットで結ばれる)」 (3)「偽装」は撲滅されない ~食品業界偽装のパターン、「偽装」企業に相関性は見られるか?、「偽装」をどう見破るか 3.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
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