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クレジット・デリバティブ市場の最新動向と活用手法

基礎知識から、事例、証券化との融合、活用上の論点まで
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2006-09-27(水) 13:30~16:30
講師 メリルリンチ日本証券株式会社
法人顧客グループ ジャパン クレジット マーケティング ディレクター
矢島 剛 氏

95年慶應義塾大学経済学部卒業、三菱銀行(現 三菱東京UFJ銀行)入行。98年ソシエテジェネラル(SG)証券、クレジット・デリバティブ業務立ち上げ。SGは99年クレジット・デリバティブ商品1位(AsiaRisk誌、AR)。01年BNPパリバ証券会社にてデスクを立ち上げ商品開発等を行う。初の日本企業アービトラージCDO「セレナ」組成。02年、指数「CJ50」を開発。BNPPは02年、クレジット・デリバティブ部門1位(Greenwich Survey)、シンセティックCDO(SCDO)1位(Interbank Derivatives Survey)、03年、SCDO1位(IDS)、04年、クレジット・デリバティブ総合1位、SCDO1位、インデックス1位(以上IDS)、SCDO1位、CLN1位(以上End-user Survey、AR)、05年、ハウス・オブ・ザ・イヤー、CDO1位、CLN2位(IDS)を獲得。06年5月より現職。著書に『CDO』(金融財政事情研究会、03年)。「日経金融新聞」、「週刊エコノミスト」、「きんざいWeekly」等に執筆。ブルームバーグ、日経CNBC等に出演。経営学修士。

概要 クレジット・デリバティブ市場は、90年代の誕生以来急激かつ継続的に成長している。基本的取引であるデフォルト・スワップの市場規模は、約17兆ドルと前期比38%の増加(2005年下半期、ISDA)。拡大の要因には、原資産市場としての社債、貸出債権の市場にデリバティブ取引がもたらした高い柔軟性と取引利便性等が挙げられる。
本講演では、クレジット・デリバティブ市場の最新動向を明らかにし、実務上必要とされる基礎的知識と多様な取引スキーム、リスク管理・分析等についてわかりやすく解説する。また、クレジット・デリバティブの活用上の論点を様々な角度から検討する。
さらに、高度な仕組みを有するストラクチャード・クレジット等、最新の商品についても具体的事例を基に説明を加える。証券化スキームを活用したCDO(債務担保証券)に関しては、仕組み、格付け、特徴等、詳細な解説を行う。
セミナー詳細 1.クレジット・デリバティブ市場の現状
   (1)急拡大するグローバル市場
   (2)クレジット・デリバティブ市場参加者の実態
   (3)プライシング例

2.クレジット・デリバティブの基本
   (1)クレジット・デリバティブとは
   (2)クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の仕組み
   (3)債券としてのストラクチャー:クレジット・リンク債
   (4)信用事由(クレジット・イベント)と現物決済・現金決済、ISDA契約書

3.高度な取引手法:ストラクチャード・クレジット取引事例
   (1)資産プール型商品:FTD(ファースト・トゥ・デフォルト)バスケット
   (2)証券化型商品:CDO(債務担保証券)
   (3)CDOの格付け手法とモンテカルロ・シミュレーション
   (4)数々のイノベーション:インデックス、再証券化、元本確保型商品

4.論点整理
   (1)クレジット・デリバティブの論点
   (2)金融機関による活用手法と事例、BIS規制とリスク管理ツールとしての利用
   (3)投資上のメリットと制約、時価評価と市場間格差

5.クレジット・デリバティブ市場の今後
   (1)クレジット市場の変化
   (2)取引の高度化とストラクチャード・クレジット商品開発の方向性
   (3)流動性向上、社債・ローン市場との相互補完強化、金融機関による活用
   (4)今後の展望

6.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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