M&A戦略と最新事例解説最近のストラクチャー等の特徴と経営戦略からみた留意点 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2007-05-18(金) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社GMDコーポレートファイナンス 取締役パートナー 渡辺 敦郎 氏 早稲田大学政治経済学部卒業後、日本長期信用銀行に入行。以来15年に亘り、多国籍企業を主な取引先として、コーポレート・ファイナンスの分野を中心に、市場調査、企業審査、プロジェクト・リスク分析や資金調達アドバイス、LBOファイナンス、米国企業の日本進出アドバイス、プロジェクト・ファイナンス、資産流動化他のストラクチャーの立案とアレンジ等に積極的に関与し、実践経験を深めてきた。特に、ニューヨークでの約6年では先進的な企業金融の現場で経験を積んだ。99年朝日監査法人(現 あずさ監査法人)に入社、以来約8年間、ディレクターとして、日系および外資系企業やファンド等による企業・事業の買収、売却等のM&A案件、再生案件、グループ内・外再編等の案件に取り組み、財務アドバイザーとして、弁護士、会計士等の必要な専門家をアレンジし案件実現に取り組んでいる。07年パートナーに就任。(GMDコーポレートファインスは朝日監査法人から分社。)著書として、『統合的M&A戦略-計画・実行・統合・評価のすべて-』(共著、01年、ダイヤモンド社)。 |
概要 |
M&Aは企業の経営手法の一つとして定着し、ますます活発化している。例えば、選択と集中の戦略の下に合理化のための事業売却が先行して行われてきたのに対し、最近では、戦略的な事業領域拡大等のためのM&Aの案件が増加するなど、事業会社の姿勢にも変化がみられている。しかし、必ずしも実行されたM&Aがその後成功と評価されるものばかりではない。あるいは評価もされずに放置されているものも少なくない。 本講演は、多数の案件の助言を通じて豊富な経験を有する講師が、特に戦略的な視点から、M&Aの最新動向と留意点を解説するものである。第一に、最近時のM&Aのプレイヤー・参加者と最近のスキームの特徴等を解説する。東京鋼鐵の株式交換契約の失効をはじめとして、最近の特徴的な事例を分析するとともに、株主価値分析など、企業が経営戦略の一つとしてのM&Aを検討する際の留意点に言及する。また、各種スキーム等の意義を正確に理解することを目的として、実例を通して法的あるいは経済的な基本事項も再確認する。 |
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セミナー詳細 |
1.最近のM&Aの主なプレイヤー ・参加者の分析 ・事業会社~姿勢の変化と最近の傾向 ・外資を含む各種ファンド など 2.最近のM&A案件の目的とストラクチャーの分析 ・MBO案件の増加、三角合併の可能性など ・事例研究~大阪製鐵と東京鋼鐵の株式交換契約の失効 など 3.M&A検討の際の留意点 ・「適切な株価」の試算 ・株主価値分析に必要な情報 ・PMI等の検討 4.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
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お問い合わせ先 |
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