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ストック・オプションの評価

具体的事例に基づく解説
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2007-07-20(金) 13:30~16:30
講師 エスエヌコーポレートアドバイザリー株式会社
マネージングディレクター
渡部 潔 氏

85年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了、工学修士。株式会社日立製作所、安田信託銀行(現みずほ信託銀行)、ヒューテック株式会社等を経て、現在、エスエヌコーポレートアドバイザリー株式会社マネージングディレクター。安田信託銀行コンサルティング部在職中にM&A仲介業務に携わり、その後ベンチャー企業の立ち上げ等などを経験し、05年より現職。現在、ストック・オプションも含めたオプションの評価とM&Aの仲介・コンサルティング業務を手掛けている。著作として『ストック・オプションの評価実務』(共著、中央経済社、07年)、『CFOのためのM&A戦略ノウハウQ&A』(共著、中央経済社、06年)。

概要 平成18年5月に会社法が施行され、あわせて企業会計基準委員会より「ストック・オプション等に関する会計基準」及び同会計基準の「適用指針」が公表されたことで、ストック・オプションの費用をきちんと把握する重要性が増し、企業経営上も正確な評価が必要不可欠となっている。
一方、実際にストック・オプションを発行する企業の実務担当者にとっては、評価モデルの選択やデータの取扱いが良く分からず、やむなく専門家に任せているような状況が多いと聞く。
本講演は、実例を踏まえてストック・オプションの評価の実際について解説するものである。評価を専門会社に任せたままで良いか疑問に感じている実務家、自社なりの評価を検討している実務家、事前の評価を商品設計に生かしたいと考えている実務家などを対象に、監査等に対しても客観性を確保しうる、正確な評価について解説するとともに、設計におけるヒントなどに至るまでをわかりやすく紹介する。
セミナー詳細 1.実例を使ったストック・オプションの評価
   (1)ボラティリティの求め方
   (2)リスクフリーレートの求め方
   (3)予想配当率の求め方
   (4)予想残存期間の求め方
   (5)ブラックショールズ式による評価
   (6)二項(三項)モデルによる評価

2.各パラメータが評価額に与える影響
   (1)ボラティリティの影響
   (2)行使価格の影響
   (3)予想残存期間の影響
   (4)予想配当利回りの影響
   (5)リスクフリーレートの影響

3.算定モデルの選択について
   (1)評価モデルと算定モデルの違い
   (2)ブラックショールズ式が好まれる定性的な理由
   (3)ブラックショールズ式が好まれる定量的な理由

4.ストック・オプションの設計その他
   (1)権利行使期間の長さ
   (2)未行使・再割当
   (3)1円ストック・オプションの評価
   (4)専門家の活用

5.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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