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ポストM&Aの戦略的統合マネジメント

ポストM&Aにおける典型的問題点と、多様な事例からみる成功のポイント
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2007-11-21(水) 13:30~16:30
講師 株式会社KPMG FAS
ディレクター
人見 健 氏

90年慶應義塾大学経済学部卒業後、東京三菱銀行(現 三菱東京UFJ銀行)入行。99年にKPMGのコーポレートファイナンス部門に入社し、以降、M&Aに関わるファイナンシャル・アドバイザリー、企業価値評価、デューデリジェンス業務に一貫して従事する。04年7月より組織統合に伴い現職。最近では、グループ経営体制の構築(純粋持株会社制への移行、グループ企業管理体制の構築、中期経営計画立案、機能部門の分社化、ブランド料の設計など)やポストM&Aの統合(PMI)に関する実行支援及びアドバイスを手がける。06年テンプル大学ジャパンMBA修了。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。

概要 日本企業が関わるM&Aの件数は引き続き堅調に推移しており、わが国においてもM&Aは成長戦略実現の一つの手段として定着しつつある。
M&A失敗の原因としては、買収対象企業の潜在価値を大きく上回る不適切な価格設定と、ポストM&Aの統合プロセスの失敗が上げられる。ポストM&Aの統合は、まさに経営問題そのものであり、かかる統合プロセスの巧拙がM&Aの成否を分けると言っても過言ではない。 
本講演では、まず、ポストM&Aの統合プロセスにおける典型的な問題点を整理した上で、ポスト・マージャー・インテグレーション(Post Merger Integration:PMI)の手法とフレームワークと、機能別の統合のポイントについて、多様な事案における具体例をふんだんに交えて解説する。さらに、統合の成果を早期に実現し、企業価値向上を図るための統合プロジェクトマネジメント体制や業績評価の手法についても解説することとする。
セミナー詳細 1.ポストM&Aにおける問題点と課題
    ・ポストM&Aにおけるリスク要因の分類
    ・ポストM&Aの統合マネジメントが求められる背景と意義

2.ポスト・マージャー・インテグレーション(PMI)
    ・PMIとは
    ・PMIの推進フレームワークとプロセス
    ・デューデリジェンスと統合プラン(Integration Plan)の関係
    ・機能別・業務別の統合における具体的な課題とポイント
    ・シナジー効果の分析手法と留意点

3.統合プロジェクトのマネジメント
    ・統合プロジェクト運営体制
    ・統合プランの内容と策定プロセス
    ・プロジェクトマネジメント手法の具体例と留意点
    ・統合プロセスで起こりうる問題点と対応策
    ・統合効果測定の手法(成果のトラッキング・システム)

4.統合プロジェクト 事例紹介
    ・純粋持株会社方式による経営統合
    ・国内企業の買収
    ・クロスボーダーの買収
    ・プライベートエクイティファンドによる買収
    ・グループ内事業統合 など

5.PMI成功の要因

6.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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