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オルタナティブ投資を巡る最新動向と新商品の形態

ヘッジファンド、プライベートエクイティファンドを中心に
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2008-01-17(木) 13:30~16:30
講師 あすかアセットマネジメントリミテッド
エグゼクティブディレクター
マネックスオルタナティブインベストメンツ
取締役
白木 信一郎 氏

93年旧三和銀行入行、95年市場部門配属。UFJグループ内(銀行、アセットマネジメント)にて、バイス・プレジデント。債券投資、オルタナティブ投資の投資先選定、ポートフォリオ管理等を担当。00年からUFJパートナーズ投資信託にて、ヘッジファンド運用部門を立上げ、自らファンド・オブ・ファンズの投資を担当。同時に株式マーケット・ニュートラルモデルの開発・運用を支援。05年からマネックス・オルタナティブ・インベストメンツ 運用部にてヘッジファンド、PEファンドを中心としたオルタナティブ投資の投資対象の調査・評価・運用、および新商品の開発を担当。あすかアセットマネジメントにて業務・商品開発を担当。93年慶応義塾大学経済学部卒業。04年ロンドン大学 金融修士号取得、株式マーケット・ニュートラル戦略に関する論文等で優秀賞。AIMA Japan Chapter の立上げメンバー、現在Vice Chairman。著書として、『投資ファンドのすべて』(共著、金融財政事情研究会)。

概要 近年、ヘッジファンド投資、プライベートエクイティ投資が普及するにつれて、世界の多くの機関投資家はそのポートフォリオの一部として投資を定着させてきた。日本でも多様な投資家層にオルタナティブ関連商品が提供され始めている。これまで銀行をはじめとする金融機関だけに限定されていた投資が、ここ数年の間に、年金基金、個人富裕者層、さらには一般の個人投資家層にまで裾野を広げてきた。
日本におけるオルタナティブ投資が本格化したのはおよそ10年ほど前であり、それ以来、投資戦略の増加と共にストラクチャも多様化してきた。最近では、投資可能なヘッジファンドインデックスや、デリバティブを活用したヘッジファンド複製商品、ヘッジファンドとプライベートエクイティファンドを組み合わせたファンド・オブ・ファンズ投信なども登場している。一方、金融商品取引法や、パーマネント・エスタブリッシュメント(PE)の問題は、これらのストラクチャにも影響を与えると予想される。
グローバルのヘッジファンド、プライベートエクイティファンドへの資金流入が継続する中、日本・アジアを対象としたファンドも日々新たに設定されている。ただし、日本国内の規制や税制が国内から海外への資金シフトを引き起こしている側面も見られる。結果として、新たな運用会社は、日本国内のみならず、香港、シンガポール等に拠点を置くことが多く、各国政府もこれを後押ししている。
本講演では、現在見られるオルタナティブ投資戦略をヘッジファンドとプライベートエクイティファンドを含めて解説する。さらに、投資家がそれらのファンドにどのような経路、ストラクチャで投資を行っているか、また、新商品の形態などに焦点をあてる。最後に、ヘッジファンド、プライベートエクイティファンドが現行の規制、税制の枠組みの中でどのように活動し、今後どのような方向を模索しているかについて議論する。
セミナー詳細 1.オルタナティブ投資の戦略について 
   (1)ヘッジファンドの投資戦略について(戦略種類と定義) 
   (2)プライベートエクイティファンドの投資戦略について 
   (3)最近の投資戦略のトレンド

2.オルタナティブ投資商品の構造 
   (1)ヘッジファンドの構造について 
   (2)プライベートエクイティの構造について 
   (3)最近見られるオルタナティブ投資商品の構造 
    (投資可能なヘッジファンドインデックス、複製商品、最新のFOF等)

3.オルタナティブ投資ファンド設立・運用・販売の課題 
   (1)ヘッジファンドについて 
   (2)プライベートエクイティファンドについて 
   (3)バーゼルII、金融商品取引法、現行税制が国内外の投資家に与えるインパクト

4.オルタナティブ投資ファンドの今後について 

5.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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