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保険法改正のポイントと実務上の留意点

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2008-04-17(木) 13:30~16:30
講師 弁護士法人中央総合法律事務所
パートナー
錦野 裕宗 弁護士

弁護士法人中央総合法律事務所
松本 久美子 弁護士

【錦野弁護士】
金融機関に係る、関係業法、内部統制その他コンプライアンス、訴訟等各種法的手続き等ついて、リーガル・サービスを提供する。京都大学法学部卒業。国家検定金融窓口サービス技能検定委員。同志社大学法科大学院嘱託講師(「保険法」担当)。05年4月より07年5月まで金融庁監督局保険課に任期付公務員として勤務。著作として「保険商品の販売・勧誘ルールの整備」(金融法務事情№1810、07年)、「OPINION 破産管財人の悩みと保険法改正への期待-責任保険における優先的な被害回復の方策-」(金融法務事情№1818、07年)。

【松本弁護士】
神戸大学法学部卒業。主に金融法務、民事法務、商事法務、会社法務、家事相続法務を取り扱う。

概要 法制審議会保険法部会においては、「保険法の見直しに関する中間試案」(平成19年8月公表)へのパブリックコメント手続きの結果等を踏まえ、最終答申に向けて更なる審議が進められているところであり、本年2月中旬には最終答申がなされ、今通常国会において商法から独立した新法として法案を提出するとの報道もなされているところである(平成20年1月現在)。
今般の保険法改正(保険契約法の現代化)は、保険契約者保護の観点から、片面的強行規定(当該規定に反する当事者間の約定で、保険契約者又は被保険者に不利なものが無効とされる規定)が多く採用される等、その内容の抜本的変更を伴うものであり、保険会社の実務に大いなる影響を与えるものである。本講演においては、講演時期における可能な限りの最新情報をもとに、保険法の改正内容につき、その重要性や実務に与える影響度合いに鑑みポイントを絞った解説を行うとともに、保険会社の実務上の留意点にも言及することにより、保険法改正に対する実務対応の視座を提供することを試みる。国会審議の経過など、講演当日までの状況については必要に応じ、可能な限り言及することとする。
セミナー詳細 1.保険法改正の全体像

2.保険契約の成立について
   (1)改正のポイント
     ・告知、保険証券、被保険者の同意、等
   (2)実務上の留意点

3.保険契約の変動について
   (1)改正のポイント
     ・危険の増加減少、保険金請求権の譲渡、保険金受取人の変更、等
   (2)実務上の留意点

4.保険給付について
   (1)改正のポイント
     ・保険金の支払時期、免責、責任保険契約における被害者の優先的な被害回復、等
   (2)実務上の留意点

5.保険契約の終了について
   (1)改正のポイント・特別解約権、等
   (2)実務上の留意点

6.質疑応答・ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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